中国版Airbnb登録物件数の観測結果(10月20現在)。
ざっくり言うと
- 【サイト別】増加中の住百家 3,500件を突破
- 【地域別】中国版Airbnbの登録件数 東京が大阪を若干上回っている
- 【Airbnbとの比較】Airbnb登録件数に対して中国版Airbnbの割合は2割
【サイト別】増加中の住百家 3,500件を突破
中国版Airbnbの主なサイトは、「住百家(ジュバイジァ)」「自在客(ジザイキャク)」「途家(トゥージァ)」の3つ。
東京・大阪・京都における各サイトの登録件数の推移を次図に示す。
住百家は増加し続けており遂に3,500件を突破。
自在客は2,500件を前に足踏み状態。
途家は、1,000件を前に、減少に転じた。
さらにサイト・地域別に見ると(次図)、住百家の登録件数は、東京(1,683件)が大阪(1,550件)を若干上回っている(10月20日現在)。
【地域別】中国版Airbnbの登録件数 東京が大阪を若干上回っている
3つのサイトの合計登録数の推移を地域別に見ると、東京(2,961件)が大阪(2,893件)を若干上回っている(次図)。
※同じ物件が複数のサイトに登録されている場合があるので、合計登録数が東京・大阪・京都に存在する物件数の合計を意味しているワケでない。念のため。
【Airbnbとの比較】Airbnb登録件数に対して中国版Airbnbの割合は2割
現状では本家Airbnbに比べて、中国版Airbnb登録件数はまだ少ない(次図)。
(Airbnb登録件数はAirbDatabankデータをもとに筆者集計)
本家Airbnbに対する中国版Airbnbの割合は増加していたのだが、ここ2カ月は約2割で足踏み状態(次図)。
(Airbnb登録件数はAirbDatabankデータをもとに筆者集計)
地域別(次図)にみると、本家Airbnb、中国版Airbnbともに京都では登録件数があまり増えていないことが分かる(次図)。
京都市長の違法民泊に対する強い姿勢が影響しているのであろうか(京都市長3回断言「住居専用地域にある集合住宅の民泊は認めない」)。
ここ2か月は住百家だけが登録件数を伸ばしている。
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