黒木メイサと新井浩文のW主演で話題の「拝啓、民泊様。」
昨夜第0回として、メイキング映像が放送されたので、気になる点をチェックしてみた。
株式会社フリーエージェント〇〇の〇沢翼氏を彷彿させる、怪しい民泊管理会社のハウスフリーエージェント民沢琢己(島丈明)に丸め込まれて、ローンを組んで民泊を始める山下寛太(新井浩文)。その連帯保証人にならされる勝気な妻、山下沙織(黒木メイサ)のストーリーの分析は別の機会に譲るとして――
大田区の全面協力を得ているという合法民泊に焦点を当てて、チェックしてみた。
大田区の特別協力を得ている合法民泊ドラマ
区章入りで「特別協力 大田区」と表示される場面が確認できる(次図)。
CMは日産自動車や三菱自動車、綾鷹(伊藤園)やアリナミンVゼロ(武田薬品工業)、消費者金融「レイク」や第一生命といったように、特に民泊に関連しそうなスポンサーが提供しているわけではなさそうだ。
ロケに使用されているのは馬込駅徒歩3分の木造2階建て
ロケに使用されているのは、大田区にあるKOMINKA(古民家)の横田邸(次図)。
メイキング映像では、横田氏が顔出しで民泊の運営について語っている。
合法民泊仲介サイトStay Japanで確認すると、都営浅草線馬込駅から徒歩3分の木造2階建てで、「10名まで宿泊可能」として、5部屋をまるまる一軒、「最低宿泊日数6泊」「最長宿泊日数90泊」で貸し出していることが確認できる。
ちなみに、宿泊料金は平日、週末とも1泊2万円。6人目以降の追加料金は1人1泊2千円。これに部屋の清掃料金が1万円。
菅野美穂主演の『砂の塔』よりは面白そうな予感
民泊という取り扱いが難しいテーマを扱ったこのドラマ。
深夜枠とはいえ、民泊議論に与える影響は少なくないのでは。
このドラマを見て、民泊を始めようという人が増えるのか、どうなのか。
大田区が特別協力しているから、闇民泊に資する展開にはならないだろうが、今後要チェック。
10月14日にスタートした菅野美穂主演の『砂の塔~知りすぎた隣人』よりは面白そうな予感。
あわせて読みたい
(本日、マンション広告なし)