東京都は5月19日、「公衆浴場入浴料金の統制額の据置きについて」公表。
本日開催された東京都公衆浴場対策協議会(会長 都留康 一橋大学経済研究所教授)において、去る2月3日(水曜日)知事から検討依頼した「平成28年東京都公衆浴場入浴料金の統制額」について、下記のとおり料金を据え置くよう報告が行われましたので、お知らせいたします。
公衆浴場入浴料金統制額(平成26年7月1日実施)
- 大人(12歳以上の者)460円
- 中人(6歳以上12歳未満の者)180円
- 小人(6歳未満の者)80円
都内の公衆浴場入浴料金の推移
夫婦と幼児一人で合計1,000円。頻繁には行きづらい料金だ。
料金を据え置くという都内の銭湯の入浴料金。
これまでの入浴料金の変遷を調べてみた。
(東京都公衆浴場業生活衛生同業組合の資料を元に作成)
1973年の第1次オイルショック以降、大人の料金が急激に上昇している状況がよく分かる。
ちなみに、1969年(昭和44年)3月31日までは洗髪料金(5円)が別に定められていた。これって女性の場合だけ?
入浴料金が最も高いのは神奈川県(大人470円)
では、全国の銭湯の料金はどうなっているか?
「全国浴場組合」のホームページに「各都道府県の入浴料金表」(平成27年1月1日現在)が掲載されているので表にまとめてみた。
全国で銭湯の料金が最も高いのは神奈川(大人470円)。逆に最も安いのは宮崎県(大人350円)。その差120円。
※秋田・山形・茨城・島根・佐賀は組合が解散したなどの理由により、統一料金がない。
大人の料金を地図に落としてみた。
首都圏や関西圏の料金が高い傾向にあることが分かる。
たまには銭湯に行ってみるか・・・・・・。
(本日、マンション広告なし)