2013年3月末に廃校になった小学校の跡地に建つ、2街区、計5棟からなる大規模マンションの折り込みチラシ。
物件概要
【第1街区 第2期本広告】東京駅直通32分、駅徒歩7分。総戸数545戸(第1街区290戸:86戸+85戸+119戸、第2街区255戸:190戸+65戸)、10階建(第1街区、第2街区とも)。販売戸数/40戸、3LDK(70.69m2)~4LDK(94.23m2)。販売価格/3,388万円~5,668万円。平成28年9月下旬第1街区竣工・平成28年12月下旬第2街区竣工(本チラシ掲載日の7カ月後第1街区・10カ月後第2街区)。
- ※2015年12月3日(木)、2016年1月15日(金)の物件と同じ。
新聞半紙大のチラシ裏面の半分を間取り図が占める、珍しいレイアウト。
しかもそれぞれの間取りごとに販売価格が掲載されている。
特に、右上にあるG71Gタイプには「返済例」も掲載されている。
- 月々7万円台から購入可能!
- 月々返済 79,473円 ボーナス時 0円
- 頭金378万円十提携ローン3,010万円 ※年利0.6%(変動金利・優遇金利適用)、35年返済、毎月(年12回)月々返済元金3,010万円/79,473円(当初)
年利0.6%の変動金利ってか?
マイナス金利の導入で住宅ローン金利の低下が見込まれることから、マンションチラシでも、低金利を意識した内容になっているのか――。
ただし、この物件が竣工するのは7カ月後。
住宅ローンの金利が決まるのはマンション購入の「申込み時」ではなく、実際に融資が実行される時期(≒マンションが竣工して住戸が引き渡される時期)であることに要注意。
三井住友銀行が2月16日から10年固定型の最優遇金利を0.9%に引き下げ、みずほ銀行も2月22日から0.9%に下げると発表していたところへ、三菱東京UFJ銀行は2月19日、3月1日から3メガバンクで最低の0.8%にすると発表。
住宅ローン金利の引き下げ競争が激化し、変動金利と固定金利との差がドンドン縮まってきている。
マンションの新規購入を焦る必要は全くないのだけれど(いま、マンションを買うべきか? )、既に購入している人にとっては住宅ローンを変動型から固定型に借り換えるチャンスなのであろう。
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(本日、マンション広告4枚)