都心の新築マンションが投資目的で高騰しているという。
都心マンション価格のピークは2016年秋
都心マンションの価格が高騰するのは
(1)資産価値を考慮して都心に購入したい実需の存在、
(2)国内の個人投資家の動きの活発化、
(3)相続税対策としての不動産投資、
(4)海外の個人&機関投資家の動きの活発化だ。
彼らは専ら山手線の内側か、その周辺の準都心エリアしか購入対象として見ていない。
(2015年3月25日 プレジデントオンライン)
投資としての高級マンションの販売はどの程度増えているのか?
不動産経済研究所が毎月発表している「首都圏マンション市場動向」の資料のなかに、価格帯別の「発売戸数」データも掲載されているので分析してみた。
過去1年間(2014年4月~2015年3月)の23区での新築マンションの発売戸数をグラフにしたのが次図。
月によって発売戸数の多寡があるので、よく分からない。
そこで、発売総数の月変動を捨象するために、タテ軸を発売戸数ではなく、パーセントにしたのが次のグラフ。
今度は、折れ線がゴチャゴチャしてよく分からない (~_~;)
そこで、このグラフをアニメーションにしてみた。
2月と3月に、極端に高価格帯のマンションの割合が増えていることにお気づきだろうか?
これでどうだ。
7千万円台、8千万円台のマンションなんて、一般のサラリーマンには手が出ない。
デベロッパーが年度内に売上を確保しようとして、富裕層の節税対策向けに販売したのであろうか。
(本日、マンション広告2枚)