不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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グーグル、アップル、パナ・三菱、スマートホームの覇者は?


グーグルVSアップルVSオールジャパン
HEMS(home energy management system)と呼ばれるエネルギー管理システムで家電、太陽光発電、蓄電池、電気自動車等を一元的に管理するスマートハウス(スマートホーム)。
経産省主導のスマートハウス・ビル標準・事業促進検討会エコーネットコンソーシアムで策定されたHEMSの標準インターフェースECHONET Liteなど、官民挙げての動きが活発化しているところに、ITの二大巨人の影が迫っている。


グーグルは、今年の2月に買収した米ネスト・ラボが開発した制御ソフトを公開。スマートホームの核となるデベロッパー・プログラム Works with Nest を6月に発表し、採用企業を増やすことで、この有望市場での主導権確保を狙う。


一方、アップルも6月に家庭内の様々な機器をiOSからコントロールできるようにするプロジェクト HomeKit を発表。


パナソニックや三菱電機など、日本企業も独自の規格で取り組んでいるのだが、グーグルはアンドロイド・スマホ、アップルはiPhoneやiPadという強力な武器を持っている。
スマートホームのプラットフォームもまた、電子書籍(アマゾンKindle)や音楽配信サービス(アップルiTunes)と同様、アメリカのIT巨人に牛耳られてしまうのか――。

2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
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