物件情報を調べるときに、どのサイトを利用すればいいのか?
テレビCMで見覚えのあるSUUMOやHOME'Sか?
使い勝手のいいサイトはどこなのか?
Gomezのアナリストによるランキング
中立的な第三者としての立場からウェブサイト等の客観的な評価・比較を行うモーニングスター(株)が2013年11月25日時点の「 Gomez売買不動産情報サイトランキング」を発表している。「サイトの使いやすさ」「情報量とコンテンツ」「安定性と信頼感」「便利な機能・サービス」の4つの視点から構成される157の調査項目により、Gomezのアナリストが評価を行い、総合的に優れた売買不動産情報サイトのランキングを決定しているという。
具体的なランキングは次の通りだ。
- 順位:サイト名(運営会社名)<得点>
- 1位:SUUMO(リクルート住まいカンパニー)<7.03>
- 2位:HOME’S(ネクスト)<6.65>
- 3位:アットホーム(アットホーム)<6.53>
- 4位:ノムコム(野村不動産アーバンネット)<6.35>
- 5位:goo不動産(エヌ・ティ・ティ レゾナント)<6.29>
- 6位:Yahoo!不動産(ヤフー)<5.67>
- 7位:三井のリハウス(三井不動産リアルティ)<5.47>
- 8位:ホームアドパーク(アドパークコミュニケーションズ)<5.35>
- 9位:オウチーノ(オウチーノ)<4.76>
SUUMOがダントツの1位であることに違和感はないが、Yahoo!不動産が6位と低いのはなぜか?
Gomezのアナリストは、次のようにナビゲーションの不備を問題点として挙げている。
常駐型のナビゲーションメニューがない。
1つの情報を探した後の操作としてトップページへ戻らなくてはならず、手間がかかる。
情報量が多いからこそ、戻りたいところへ戻ることのできる機能の追加は検討の余地がある。
サイトの良し悪しの判断材料としては、アナリストの評価よりも、利用者数の多さのほうが信頼ができるのではないか。
より多くの人が利用しているサイトが、より良いサイト
「より多くの人が利用しているサイトが、より良いサイト」という観点から、他人のサイトのアクセス解析ができるSimilarWebで主な不動産情報サイトのアクセス数を調べてみた。2014年8月の月間のサイト訪問者数でみると、SUUMO(220万人)、HOME'S(200万人)、アットホーム(170万人)が3強ということになる。
Yahoo!不動産(100万人)は第4位。
15位までのランキングは以下の通りだ。
ここで興味深いのは、スマイティの月間アクセス数は40万人で第7位なのだが、はてブ(はてなブックマーク)の数は1077usersでブッチギリの1位であることだ。
その理由が分かる人、教えてください。