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「マンション選びは立地がすべて」と言われるほどに、立地環境はマンション選びのための重要な要素だ。
近くにコンビニやスーパーがあるとか、保育所入所待機児童数が少ないといった生活関連情報に加え――3.11後は、地震の揺れや液状化の影響が少ないといった防災関連情報を把握することが不可欠になった。
ところが、営業マンからネガティブ情報が提供されることは期待薄だ。
一生の買い物をする段になって、ネットで情報を集めようとしても、どこに正確な情報が掲載されているのか探し出すのは、なかなか大変だと思う。
そこで、忙しい皆さんに代わって、この手の情報を10年近くワッチしてきた筆者が「物件所在地の生活・防災関連情報を知るためのサイト」を厳選し、次の6項目に分類して、以下に整理しておいた。
- 全般情報
- 子育て支援情報
- 防災情報
- 治安情報
- 通勤情報
- 都市計画情報
★の数は、筆者の独断。
全般情報
全国の市及び東京23区ごとに100項目以上の行政データ（生活ガイド.com）★★★
「一人あたりの公共事業費」「刑法犯認知件数」「一人あたり都市公園面積」「保育所入所待機児童数」など、全国の市及び東京23区ごとに100項目以上の行政データを調べることができる。全国・エリア別ランキングも分かる。
生活・子育て支援情報
周辺環境スカウター（サンゼロ賃貸）★★☆
住所を入力するだけで、「周辺飲食店の充実度」「コンビニ・スーパーへの近さ」「保育園への近さ」「保育園の定員数に対する待機児童数の少なさ」「レンタルショップへの近さ」といった周辺環境情報が、具体的な数字（入力した住所からの距離）として分かる。
子育てサポート＆教育環境 徹底リサーチ（SUUMO）★☆☆
「育児」「教育」「生活」のテーマ別に、行政区（東京23区・東京都下・神奈川・千葉・埼玉）のデータを見ることができる。生活ガイド.com★☆☆
市区町村ごとの「保育所入所待機児童数」が分かる。防災情報
地震に関する地域危険度測定調査結果（東京都）★★★
都内の町丁目ごとに「建物倒壊危険度」「火災危険度」「総合危険度」の３つの危険度を５ランクに分けたエクセルデータとマップが公開されている。
地震ハザードカルテ（独立行政法人 防災科学技術研究所）★★☆
任意の場所を検索して、その場所に関する地震危険度の診断書を作成することができる。
地域防災計画データベース（総務省消防庁）
都道府県別に、防災に係る計画書などがPDFで閲覧できる。表層地盤のゆれやすさ全国マップ（中央防災会議）★☆☆
地震の際の揺れやすさが色分けされている。都道府県別にPDFで確認できる。液状化予測マップ
- 東京都（平成24年度版）★☆☆
- 「利用上の注意事項」を経由して、「公開データ」や「パンフレット・報告書（PDF）」を閲覧ができる。
- 埼玉県（平成19年度）
- 全体的な傾向として、東部地域で液状化が起こりやすくなっている。
- 全体的な傾向として、東部地域で液状化が起こりやすくなっている。
治安情報
発生状況・統計（警視庁）★☆☆
都内の「犯罪情報マップ」のほか、区市毎の「刑法犯発生状況」データグラフが掲載されている。通勤情報
公共交通の「快適性・安心性評価指標」_平成22年度末現在（国土交通省）★☆☆
首都圏の鉄道事業者（12社43路線）及びバス事業者（10社）を対象として関東運輸局がとりまとめたもの。「ピーク時混雑率」や「車内快適指標」が掲載されている。始発駅 検索ネット（個人が運営しているサイト）
東京圏（首都圏）150駅以上の始発駅を検索できる。都内の始発駅にある新築マンション（スマイティ）
首都圏の始発駅にある新築マンション（goo 住宅・不動産）
都市計画情報
都市計画情報（東京都）★★★
都内の４種類の都市計画情報（都市計画道路、都市計画鉄道、都市計画公園・緑地、都市計画決定された再開発事業の区域）が１万分の１地図で表示される。
都内プロジェクト地図検索（東京都）
地図から「特定街区・再開発・総合設計等のエリア整備に関する事業」と「道路・鉄道等都市基盤を整備する事業」を検索できる。「なかなかのお役立ち情報じゃないか」と思われた方は、「B!」や「ツイート」「いいね!」のクリックをよろしく！
