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硝子メーカの工場跡地に建つ、5つの街区からなる「計画総戸数約1,500戸(予定)」の1棟。
【五街区 予告広告】東京駅直通24分、駅徒歩14分。総戸数316戸、11階建。販売戸数/未定、3LDK(73.72m2)〜4LDK(100.24m2)。販売価格/未定。平成25年7月上旬竣工(本チラシ掲載日の6カ月後)。
- ※2012年1月14日(土)は「一街区・二街区」、2012年9月16日(日) )は「三街区」、2013年1月12日(土) は五街区の物件。
新聞半紙大のチラシのオモテ面のキャッチコピー。
- 首都圏最大級の○○(=物件名)。
何が最大級かというと、全体計画の総戸数「約1,500戸」が最大級だというのだ。
ここで、マンション市場に詳しい人なら、あれっ? と思うはずだ。
首都圏には総戸数1,500戸を超えるマンションがあるからだ。
Wikipediaの「大規模マンション」に、総戸数ランギング20位まで掲載されていたので、トップ10を以下に列挙しておこう。
- 順位:名称(所在)総戸数
- 1位:THE TOKYO TOWERS(東京都中央区)2,799戸
- 2位:ワールドシティタワーズ(東京都港区)2,090戸
- 3位:レイディアントシティ横濱(神奈川県横浜市)1,805戸
- 4位:ガーデンアソシエ(神奈川県横浜市)1,502戸
- 5位:プラウド船橋(千葉県船橋市)1,500戸
- 6位:パークシティ豊洲(東京都江東区)1,481戸
- 7位:ユトリシア(千葉県習志野市)1,458戸
- 8位:パークシティ武蔵小杉(神奈川県川崎市)1,437戸
- 9位:ワンダーベイシティサザン(千葉県船橋市)1,211戸
- 10位:M.M.TOWERS FORESIS(神奈川県横浜市)1,206戸
グラフにすると、こんな感じ。
本物件(総戸数約1,500戸)を上回る物件は、THE TOKYO TOWERS(2,799戸)を筆頭に4件もあるのだ。
ではなぜ、本物件は「最大級」を謳えるのか?
「最大」とは言い切っていないから?
それもあろうが、次のエクスキューズがあるからだろう。
- 2004年1月〜2012年11月15日までに首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)で新規供給された分譲マンションを対象として、敷地面積が50,000m2以上の物件のうち本件の予定供給戸数が最大級[(有)MRC調べ]
前提条件を絞り込んで、「最大級」を謳っていたんですね。
(プラウド船橋 五街区)