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国土交通省が11月30日、「住宅着工統計(平成23年10月分)」を公表。
平成23年10月の住宅着工の動向について次のように記されている。
- 10月の住宅着工戸数は67,273戸(前年同月比 5.8%減)、季節調整済年率換算値で77.4万戸(前月比3.9%増)。
- 東日本大震災発生後に低下したマインドは多少改善してきているものの、厳しい雇用・所得環境、不透明な景気の先行き等から、2か月連続で前年同月の水準を下回った。
- 今後の先行きについては、雇用・所得環境等の推移、東日本大震災からの復興状況、建設労働者の需給状況等を引き続き慎重に見極める必要がある。
分譲マンションについては、次のように記されている。
(分譲マンション)
- 前年同月比では2か月ぶりの増加(前年同月比7.5%増)。
これだけでは、よく分からないので、グラフ化してみた。
分譲マンション着工戸数の推移(三大都市圏別)
特に首都圏では、リーマンショックから回復傾向に向かいつつあった勢いが、9月(4,509戸)、10月(3,933戸)と下落。
分譲マンション着工戸数の推移(首都圏)
首都圏の分譲マンション着工戸数について、都内では1年前の最低水準から回復の兆候が見られていたが、ここにきて大きく失速か。
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