不動産経済研究所が8月11日、7月の首都圏マンション市場動向を発表。
- ◎供給は微減の4,073戸、在庫が3カ月連続で増加。
- ◎平均価格4,558万円、m2単価63.7万円でいずれも下落。
この見出しだけでは、よく分からないので、同研究所が毎月発表している数値データをもとに、首都圏新築マンション市場動向のトレンドを“見える化”してみた。
販売在庫、発売戸数・単価の推移(首都圏)
この2年間、発売単価を高めに維持しながら、過剰な在庫処分に成功し、低迷期を脱出しつつあったのだが――
67.2万円/m2(5月)から62.8万円/m2(6月)へと6.5%大幅下落したのち、7月は63.7万円/m2と低迷。
在庫は、3カ月連続で増加している。
発売戸数(都3県の内訳)
都3県発売戸数の内訳を見ると、23区が伸び悩む中、神奈川県が3カ月連続の増加。
神奈川県(1,575戸)は、ついに23区(1,502戸)を逆転した。
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