今年一年のブログ記事を振り返って、かなり主観的ではあるが、マンション業界(不動産業界)の10大ニュースとして以下にピックアップしてみた。
- 第1位:「即日完売」物件は、飛ぶように売れていたのか?
- 「即日完売」を喧伝するネットニュースが散見されたが、必ずしも飛ぶように売れてうるわけではなかった。犬が人を噛めばニュースにはならないが、人が犬を噛めばニュースになるがごとき珍しいがゆえの即日完売ニュース。
- 「即日完売」を喧伝するネットニュースが散見されたが、必ずしも飛ぶように売れてうるわけではなかった。犬が人を噛めばニュースにはならないが、人が犬を噛めばニュースになるがごとき珍しいがゆえの即日完売ニュース。
- 第2位:首都圏新築マンション、発売単価の高止まりから若干の上昇傾向へ
- 専有面積を小さくすることで、分譲価格が抑えられ、買い安い状況が作り出されている。
- 専有面積を小さくすることで、分譲価格が抑えられ、買い安い状況が作り出されている。
- 第3位:分譲マンション着工戸数、首都圏で回復の兆しか
- 都内の分譲マンションの着工戸数は、1年前の最低水準から上昇に転じ、2年前の水準に迫りつつある?
- 都内の分譲マンションの着工戸数は、1年前の最低水準から上昇に転じ、2年前の水準に迫りつつある?
- 第4位:住宅エコポイントの半分近くが「商品券・プリペイドカード」
- 11月末時点の発行ポイント数の累計は、約440億ポイント(=440億円相当)。交換されたエコポイントの48%は、エコとは全く関係ない「商品券・プリペイドカード」だった。
- 11月末時点の発行ポイント数の累計は、約440億ポイント(=440億円相当)。交換されたエコポイントの48%は、エコとは全く関係ない「商品券・プリペイドカード」だった。
- 第5位:「正社員採用なし」不動産業界、4年連続ワースト1
- 帝国データバンクが3月3日に発表した「2010年度の雇用動向に関する企業の意識調査」の結果によれば、「正社員採用なし」は業界別では「不動産」(62.0%)がワースト1。
- 第6位:ジアース社(Google)とSUUMOの物件情報連携の衝撃
- 今回のジアース社とリクルート(SUUMO)の不動産情報データ連携の基本合意は、HOME'S(ネクスト社)のような物件登録料を収益の源泉としている不動産ポータルサイトへの影響もさることながら、Google不動産検索の寡占化が進むと消費者の選択肢が減るという問題をはらんでいると思う。
- 今回のジアース社とリクルート(SUUMO)の不動産情報データ連携の基本合意は、HOME'S(ネクスト社)のような物件登録料を収益の源泉としている不動産ポータルサイトへの影響もさることながら、Google不動産検索の寡占化が進むと消費者の選択肢が減るという問題をはらんでいると思う。
- 第7位:将来に禍根を残す、保育所や店舗付きのマンション
- 保育所や店舗が併設されたマンションの宣伝が散見された。一見便利なように思えるが、入居者にとって良いことはあまりない。
- 保育所や店舗が併設されたマンションの宣伝が散見された。一見便利なように思えるが、入居者にとって良いことはあまりない。
- 第8位:住宅ローンの焦げ付き状況
- 縮小に向かう住宅市場において、販売員が購入能力の乏しい人に無理やりローンを組ませている状況が思い浮かぶ。
- 縮小に向かう住宅市場において、販売員が購入能力の乏しい人に無理やりローンを組ませている状況が思い浮かぶ。
- 第9位:住友不動産の補助金不正受給、大阪府下でも
- 兵庫県の8棟の不正受給に続き、大阪府下でも不正受給が行われていたのだが、なぜか多くのマスコミはこのニュースを伝えていない。
- 兵庫県の8棟の不正受給に続き、大阪府下でも不正受給が行われていたのだが、なぜか多くのマスコミはこのニュースを伝えていない。
- 第10位:「ホームズくん史上最強の難問」キャンペーンの狙いは?
- (株)ジアースが登録料無料でかき集めた賃貸物件情報がGoogle マップの「不動産検索」で閲覧できるという8月12日のプレスリリース。危機感から、(株)ネクストは「ホームズくん史上最強の難問」キャンペーンを開始したのではないのだろうか。