不動産経済研究所が7月27日、「2010年度全国マンション供給計画ランキング」を発表。
各社の決算報告に沿った完工・引渡し戸数、計画戸数を年度単位で、マンション関連の会社138社へのアンケートによってヒアリングしたもの。
上位10社の計画をみると、前年度実績2位の三井不動産レジデンシャルが16.1%増で、本調査では初めて首位。
前年首位の大京は16.0%減で3位に後退。
上位10社の中では、伸び率が45.1%と最も高い近鉄不動産がベストテン(9位)にランクイン。
発表されたデータは、表形式の数値データ。視覚的に分かりやすいように、グラフ化してみた。
全国マンション供給計画(2010年度 ランキング)
供給計画戸数トップの三井不動産レジデンシャル(5,400戸)を別格として、3社(住友不動産・大京・野村不動産)が団子状態で続いている様子が分かる。
全国マンション供給計画(前年度実績比)
供給計画に対する前年度の実績比で見ると、別な特徴が見えてくる。
すなわち、近鉄不動産、野村不動産、三井不動産レジレンデャル、東急不動産の順に、供給戸数を増やす計画となっている。