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ムーディーズは7月22日、「消費税増税で住宅ローンの貸し倒れは増加する」旨のレポートをリリース。
http://www.moodys.co.jp/Pages/Redirect.aspx?Type=10000&Id=PR_1769
ムーディーズの試算によると、仮に消費税が5%から10%に増税となった場合、増税による負担増以外の条件は変わらないとすると、債務者の年収が600 万円程度である標準的な住宅ローンの貸し倒れは、増税前と比べ1 割強増加する。
また、債務者の年収が低いほど消費性向(可処分所得に対する消費の割合)が高いので、消費税増税による負担増は重く感じられる。
加えて、年収が低い債務者層はもともと信用力が低く、負担増に対する耐性が相対的に低い。
そのため、年収が低い債務者ほど消費税増税により貸し倒れが増加すると考えている。