企業ビル・駐車場跡地に建つ、大手デベロッパーが売主の幹線道路沿いの超高層マンション。
【第3期本広告】大手町駅直通12分、駅徒歩7分。総戸数168戸、25階建。販売戸数14戸、2LDK(70.29m2)〜3LDK(82.77m2)。販売価格4,560万円〜6,700万円、最多価格帯4,600万円台・5,300万円台(各3戸)。平成23年3月下旬竣工(本チラシ掲載日の10カ月後)。
- ※09年6月7日(日)・10月10日(土)、10年3月20日(土)・4月30日(金)の物件と同じ。
B4判を横長に2枚つなげて、二つ折りされた変形チラシ。
チラシ裏面に間取り図が一つ掲載されている。
南東角住戸、3LDK、78.11m2。
販売価格は、4,640万円(2階)・4,980万円(6階)となっている。
ワンフロア上がると、85万円(=(4,980万円−4,640万円)÷4階)高くなる値付けだ。
坪単価は、196万円(2階)・210万円(6階)。
このエリアにしては、それほど高くない。
超高層マンションの低層住戸だから。
ちなみに、ワンフロアアップ@85万円をもとに、最上階25階の住戸の坪単価を計算すると、278万円/坪。
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さて、本日の「第3期本広告」で明らかにされた販売戸数は14戸。
この超高層マンションの売れ行きはいかに?
『マンション・チラシの定点観測データベース』を使って、過去の発売履歴を調べてみた(次のグラフ参照)。
昨年の11月に「第1期」60戸が発売されてから、コツコツと1〜2カ月毎に期・次を重ね、本日の「第3期」までの累計が114戸。
総戸数の7割近くまで“新発売”されたことになる。
竣工までまだ、10カ月ある。
このコツコツペースでいけば、竣工までにすべての住戸を“新発売”することも可能だろう。
ただし、“新発売”した全ての住戸が契約に漕ぎつけるかどうかは、別の話だ。念のため。
(本日、マンション広告2枚)