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不動産経済研究所が5月17日、4月の首都圏マンション市場動向を発表。
- 供給は22.6%増の3,214戸、千葉が2.8倍、都区部も18%増加。
- 契約率は15Pアップの79.9%。価格4,616万円、全エリアで上昇。
「増」「増加」「アップ」「上昇」と、業界を鼓舞する表現がてんこ盛りだ。
客観的に理解をすべく、過去の発表データも含め、見える化(グラフ化)してみた(右上グラフ参照)。
販売在庫数は4カ月連続で減少を続け、6,022戸。遂に6,000戸を切った。
一方、発売戸数は3,000戸前後を低迷中。
供給量が減少した結果、契約率は先月の82.8%に続き79.9%と高めをキープし、m2単価が高止まりしたままとなっている。
市況底入れの兆しと見るには、まだ不透明な状況が続いている・・・・・・。