11月5日(月)の記事で、直床マンションを多く供給している電鉄系不動産のうち、近鉄不動産の直床マンションの供給割合を明らかにした。
本日は、中部地区を地盤に首都圏でも「メイツ」ブランドを展開している名古屋鉄道グループの不動産会社である名鉄不動産の直床マンションの調査結果を報告しよう。
リクルート社の「住宅情報ナビ」に首都圏と東海地域に登録されている「名鉄不動産」の分譲マンション全12件(2007年11月7日現在)を対象に、物件のホームページを一つひとつ確認してみた。
結果は、下記のとおり、名鉄不動産の直床マンション供給率は42%と高い。
二重床マンションであることが分かったのは、複数の売り主(有楽土地、名鉄不動産、モリモト、ニチモ、長谷工コーポレーション)からなる総戸数440戸、41階建てのタワーマンションだけだった。
※( )内戸数は総戸数、会社名は売り主を示す。
- 首都圏
- グランマークス東松戸(310戸、14階建て)<直床>東レ建設、名鉄不動産、アートプランニング
- メイツ見沼代親水公園(44戸、15階建て)<たぶん直床>名鉄不動産
- BEACON Tower Residence(440戸、41階建て)<二重床>有楽土地、名鉄不動産、モリモト、ニチモ、長谷工コーポレーション
- ソルグランデ メイツ多摩境 グリーンコート(253戸、11階建て)<不明>名鉄不動産
- メイツ若葉 ザ・レジデンス(116戸、9階建て)<不明>名鉄不動産
- 東海地域
- エムズシティ稲沢(291戸、15階建て)<直床>名鉄不動産
- メイツ志賀(52戸、12階建て)<直床>名鉄不動産
- メイツ美濃太田フロントステーション(54戸、8階建て)<直床>名鉄不動産
- メイツ金山 ATSUTA(20戸、8階建て)<直床>名鉄不動産
- 岡崎タワーレジデンス(215戸、31階建て)<不明>名鉄不動産
- エムズシティ三郷ジョイステージ(112戸、11階建て)<不明>名鉄不動産
- メイツ半田成岩(65戸、11階建て)<不明>名鉄不動産