不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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「第1期即日完売御礼」の表現に不当表示の可能性はないか

秋葉原駅直通4分、駅徒歩4分。総戸数68戸、7階建。販売戸数未定、1LDK(40.03m2)〜4LDK(82.11m2)。予定販売価格2,700万円台(1戸)〜4,300万円台(1戸)。平成18年11月下旬竣工(本チラシ掲載日の1年後)。

「名園・旧跡が身近な潤いの住環境」が売りのひとつである、商社系売り主による7階建ての中規模マンション。

  • 第1期即日完売御礼
  • 第2期・新発表

本チラシの「第1期即日完売御礼」の表現に不当表示の可能性はないか―。
以下に検証してみよう。
ゴマ粒大の文字で書かれた「第2期予告概要」には、「販売戸数/未定」とあるから、本日のチラシが「第2期」の「新発表」の「予告チラシ」であることに間違いはない。
でも、本物件のホームページでは様子が異なっている。
まだ「第1期3次」として、「販売戸数2戸」が宣伝されているのだ。
このホームページの更新日は、折込チラシの2日前(11月16日)となっている。
仮に、この2日間で、第1期3次販売の2戸が「即日完売」したのであれば、本日のチラシの「第1期即日完売御礼」の表現と整合がとれているようみえる。
でも、チラシの作成・印刷(1日)・折り込み(1日)といったプロセスに最低でも2日間を要するだろうから、第1期3次の「即日完売」が確定しないうちに、「第1期即日完売御礼」のチラシを配布したことになるのだが・・・・・・。
デベロッパーは、「不動産の表示に関する公正競争規約」の改正(平成18年1月4日施行)によって、来年から安易に「完売」という表現を使えなくなる。
「合理的な根拠を示す資料を現に有している場合を除き」完売したと誤認されるおそれのある表示は、不当表示とされるようになるからだ。

2022年6月1日、このブログ開設から18周年を迎えました (^_^)/
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