不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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売れ残り住戸に福はあるか?

金曜日、マンション・チラシ13枚。

新宿駅直通17分、駅徒歩7分。総戸数165戸、14階建、2LDK (56.46m2)〜3LDK(85.94m2)。平成16年7月下旬竣工(約1ヶ月前)。

今回の販売戸数は、56戸。チラシに記載の総戸数165戸には、数字水増し分の管理員室1戸と集会室1戸が含まれているから、実質的な総戸数は163戸。
つまり、竣工1ヶ月余りが過ぎているのに、34%(=56÷163)も売れ残っていることになる。
駅徒歩7分という交通の便が良いマンションであるにもかかわらず、なぜ売れ行きが悪いのか。チラシの裏側をじっくり読むと、その理由が見えてくる。

  • 西向き中心の住戸(チラシには書かれていないが、ホームページの情報と合わせ読むと判る)
  • 狭い間取り(3LDKの専有面積は66m2、76m2が中心)
  • 南側のバイパス道路(明治通り〜丸八通り)の交通騒音(チラシには書かれていないが、1/10,000の地図で調べれば判る)

つまり、このマンションの居住環境水準はかなり低い。

9階屋上を利用した、あまりパットしない「屋上庭園」の写真が掲載されている。販売促進のキーワードにはなり得るが、居住者にとっては単に維持管理費の負担が増えるだけだ。
ちなみに、ホームページの「物件概要」には、広告有効期限が平成16年7月30日と記されている。今日は9月10日だ。有効期限が切れた情報を1ヶ月以上も放置しているマンション会社を、どこまで信頼できるだろうか。

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2019年6月1日、このブログ開設から15周年を迎えました (^_^)/
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