不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

首都圏を中心に、不動産(マンション購入・賃貸)に係る分析記事を提供しているブログメディア


マンションは増築がきかない

土曜日、マンション・チラシ4枚。

大手町駅直通16分、快速停車駅まで徒歩16分。総戸数120戸、15階建、専有面積70.14〜85.48m2。平成17年8月下旬竣工(1年1ヶ月後)。

全戸南向きとある。
ホームページで敷地全体図を確認すると、公道からマンションにアクセスするためには、西側から細長く延びた60mほどの専用の道路を通らなければならないことが判る。
専用の道路の存在が気になったので、インターネット地図で敷地の周辺状況を確認してみた。どうも工場の敷地の奥まったところに建てられるマンションのようだ。
あらためて、チラシの「物件概要」の小さな字に目を凝らすと、同敷地の用途地域が「工業地域」であることが判る。
工場の敷地の奥まったところに、8戸/階×15階のマンションを詰め込んだ結果なのだろう。住戸サイズが3LDK(70.14m2、75.17m2)、4LDK(83.80m2)と狭い。
特に、3LDKは、洋室の1つが5畳しかない。

国交省の第八期住宅建設五箇年(平成13〜17年度)計画によれば、世帯人員4人の「都市居住型誘導居住水準」は、専用面積が91m2(バルコニーを除く)だ。平成27年度を目途に全国で3分の2の世帯が、また、全ての都市圏で平成22年度を目途に半数の世帯がその水準を確保できるようにすることを目標としている。
このように、本物件の3LDKの70m2台の数値は、国が目指している91m2という水準からみるとかなり低い。
マンションは増築がきかない。できるだけ広いマンションを選ぶべし。

[PR] SUUMO タワーマンションを探す!販売前の資料請求が成功の秘訣人気の新築マンション

2019年6月1日、このブログ開設から15周年を迎えました (^_^)/
Copyright(C)マンション・チラシの定点観測. All rights reserved.