日本不動産研究所は6月28日、「東京 23 区のマンション価格と賃料の中期予測(2016~2020 年・2025 年)」を発表。
ざっくり言うと、マンション価格は2020年まで上昇したあと微減。
マンション賃料のほうは今後も上昇し続けるという予測結果である。
調査結果の概要
住宅マーケットインデックスのデータを活用して、東京23区のマンション価格及び賃料について2025年までの中期予測を行った。
- マンション価格は、2015年に8.9%上昇したが、その後は上昇幅が縮小して2016年は2.5%上昇、2017年は1.2%上昇と横ばいに近づき、2021年以降はわずかな微減傾向が続く。
- マンション賃料は、年率0.4%前後の微増が継続しており、2015年に対して2020年は1.9%上昇、2025年は3.8%上昇となり、2006年頃の水準に近づく。
(日本不動産研究所の発表データを元に作成)
新築・標準タイプ(専有面積40~80m2未満)のデータを元に、マクロ経済指標や東京23区の人口などを使ってマクロ計量モデルを構築し、2025年までの予測を行ったという。
不動産供給サイドにとっては、チョット安堵できる予測結果ではないだろうか。
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