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異変!中国版Airbnb登録件数が増加する一方で、本家Airbnb登録件数は初の減少

昨年の10月から”中国版Airbnb”の定点観測を始めて8か月が経過。

本家Airbnbの登録件数が初の減少に転じる一方で、増加し続ける中国版Airbnbのほうは、特に大阪で増えているという衝撃的な事実を観測した。


ざっくり言うと


「自在客」の登録件数の増加が著しい

中国版Airbnbの主なサイトは、「住百家(ジュバイジァ)」「自在客(ジザイキャク)」「途家(トゥージァ)」の3つ。

東京・大阪・京都における各サイトの登録件数の推移は次図の通りだ。

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「自在客」の登録件数が大幅に増加していることが分かる。

3月末から日本語に対応できるようになったことが増加の一因なのかもしれない。

 

中国版Airbnbの登録件数の増加が著しい大阪

地域別に見ると、大阪の登録件数が大きく伸びていることが分かる(次図)。

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3つのサイトの合計登録数の推移を地域別に見ると、毎回、大阪が東京を上回っている(次図)。

中国版Airbnbの登録件数は大阪が東京の約1.5倍(6月20日現在)。

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※同じ物件が複数のサイトに登録されている場合があるので、合計登録数が東京・大阪・京都に存在する物件数の合計を意味しているワケでない。念のため。

 

中国版Airbnb登録物件数が増加する一方で、本家Airbnb登録件数は初の減少

現状では本家Airbnbに比べて、中国版Airbnb登録件数はまだまだ少ない(次図)。 

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(Airbnb登録件数はAirbDatabankデータをもとに筆者集計)

 

中国版Airbnb登録件数はまだまだ少ないとはいえ、本家Airbnbに対する中国版Airbnbの割合は、4か月連続で増加し、6月20日現在16.1%に達している(次図)。

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上図で分かることははもう一つ。これまで増加し続けていた本家Airbnbの登録件数が今回、初めて減少に転じていることだ。

 

エリア別にみると、この衝撃的な事実がよく分かる(次図)。

中国版Airbnbの登録物件数が増加している一方で、本家Airbnbの登録件数のほうは京都に続いて、東京・大阪ともに減少に転じている。

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(Airbnb登録件数はAirbDatabankデータをもとに筆者集計)

 

大阪で闇民泊が増加しているのにも関わらず、松井知事は緩和を要望

なぜ、本家Airbnbの登録件数が減少に転じたのか?

大阪府警による違法民泊の摘発(なぜ大阪府警は生野区の違法民泊を摘発したのか?)や、大阪地裁がマンションでの民泊を禁じる初の司法判断を下したこと、京都市長が「民泊110番」を開設すると議会で答弁したこと(違法民泊ホストに逆風!大阪地裁判決、京都市「民泊110番」)、それから今後制定される”民泊新法”に罰則規定が盛り込まれること(「民泊の制度設計のあり方について(最終報告書案)」を読む)、等々違法民泊に対する逆風が強まってきたことから、素人大家さんが民泊から撤退し始めたのではないのだろうか。

 

一方、中国版Airbnbは衰える気配をみせていない。特に大阪での増加に目が離せない。

中国版Airbnbは、中国人の中国人による中国人のための民泊仲介サイト。”民泊新法”の罰則規定は、闇民泊の抑止力になるのか・・・・・・。

大阪府の松井知事は5月10日に開催された「国家戦略特別区域会議」で、「7日という滞在日数はお客さんのニーズに合ってない。せめて3日にしていただきたい」と宿泊日数の要件緩和を要望。

松井知事は、大阪の闇民泊の実態をご存じなのだろうか(大阪市内でAirbnb物件が最も集中しているエリアはどこか?)。

 

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