フジテレビが平日の夜放送している情報番組「あしたのニュース」で昨日(2月25日)、「URの”隠れ民泊”の実態」がスクープされていた。
あしたのニュースより
都内のJRの駅近くに建つ閑静なエリアにURの賃貸住宅から出てくる20代とみられる3人のタイ人女性の姿が映し出されていた。
フジテレビの「スクープ取材」の結果を受けて、UR都市再生機構は回答文書を出している(次図)。
Q1:UR賃貸住宅の民泊に対する考え方はどのようなものでしょうか。
A1:UR賃貸住宅では、賃貸借契約書において、賃貸住宅の全部若しくは一部を転貸する行為を禁じております。
Q2:東京都のUR賃貸住宅とみられる物件仲介サイトに掲載されている状況があるようです。御機構ではどのように把握されているのでしょうか?
また、そのほか、民泊についての情報はどれくらいありますでしょうか。
A2:仲介サイトに掲載されている写真等の情報のみで対象の住戸を特定することは難しいのが現状です。民泊についての情報は、お住いの方等から寄せられる情報を基に実態を調査しているケースが多くなっております。
Q3:民泊とみられる現状を把握したときの対応についてお聞かせいただければ幸いです。
A3:民泊とみられる住戸が確認できた場合は、対象住戸の賃借人に対し是正を求め、契約解除予告を行う等して、契約の適正化に努めているところです。
筆者がURに問い合わせたときの回答とあまり変わっていないという印象だ(これがUR都市機構のAirbnb対策なのか?)。