【本広告】大手町駅直通16分、駅徒歩10分。総戸数25戸、11階建。販売戸数16戸、1LDK+S(57.41m2)〜3LDK(75.37m2)。販売価格3,300万円〜4,690万円、最多価格帯4,690万円台。平成21年12月下旬竣工(本チラシ掲載日の6カ月後)。
- ※6月13日(土)の物件と同じ。
環七沿いに建つ小規模マンション。
ちょうど1週間前に「6月13日(土) 旧価格を併記していない「価格改定」は“販促ワード”」としてこのブログ取り上げた物件。
旧価格を併記していない「価格改定」キャッチコピーは、「二重価格表示」ルールの抜け穴狙いの“販促ワード”であると指摘しておいたところ、本日のチラシでは、次のようにオモテ面にシッカリと旧価格が掲載されている。
地元限定販売を経て皆様のご要望により 価格改定 実施!
B1-タイプ202号室1LDK+57.41m2
3,630万円> 3,300万円頭金0円 毎月返済額 9万円台より
しかも、業界の自主ルール「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」第14条(旧価格を比較対照価格とする二重価格表示)にのっとり、次のように「改定前の旧価格(値下げの3か月以上前に公表された価格であって、かつ、値下げ前3か月以上にわたり実際に販売していた価格)」である根拠が注釈されている。
2008年11月15日より販売した住戸となります。
新価格発表時期:2009年2月28日
先週のブログ記事がこの物件の関係者の目に留まった結果、チラシに修正が入ったのであれば喜ばしい限りだ。
マンション業界の方で、チラシの表示ルールに明るくない方は、今からでも拙著マンション・チラシ解読術―“販促ワザ”を見抜く法 (中公新書ラクレ)で勉強していただければ幸いだ。