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2024元日6紙比較|紙面の半分近くが全面広告、読者はスカスカの紙面を読まされている!?

毎年、元旦の朝はコンビニで全国紙(読売・毎日・産経・日経)と東京新聞を買ってくることにしている(写真)。

合計で税込み800円(読売160円、毎日160円、産経150円、日経200円、東京130円)。


もくじ

(2024年元旦の全国5紙+東京新聞)
(2024年元旦の全国5紙+東京新聞)

紙面の半分近くが全面広告、読者はスカスカの紙面を読まされている!?

コンビニで買い込んだ6紙と親の代から取っている朝日新聞を読み比べてみると、各紙に掲載された記事の右寄り・左寄りの傾向がよく分かる。

記事の内容はさておき、パラパラとめくっていくと、やたらと「全面広告」が目立つ。

6紙の「全面広告」を比較した結果を次図に示す。

全国紙は、全紙面数に対して「全面広告」の占める割合が45~48%。読者は紙面の半分近くを全面広告が占めるスカスカの紙面を読まされているのである。
逆に、東京新聞は全体のページ数は30ページと最も少ないが(そのぶん価格も安い)、全面広告の割合は3分の1と最も少ない。記事の内容はともかく、コスパは高い。

全面広告の割合(2024元旦 各紙比較)

朝日、教育関係の広告割合が大きい

全面広告の業界別内訳を調べた結果を次図に示す。主な特徴は次のとおりである。

  • 朝日:他紙と比べて、教育関係の広告割合が最も大きい
  • 読売:他紙と比べて、メーカーの広告割合が最も大きい
  • 毎日:他紙と比べて、出版関係の広告割合が最も大きい
  • 産経:メーカーの広告割合が大きい一方、教育関係の広告はゼロ
  • 日経:メーカーの広告割合が大きい
  • 東京新聞:メーカーの広告割合が大きい一方、教育・出版関係の広告はゼロ

全面広告を出している業界の内訳 (2024元旦 各紙比較)

 

新年の始まりとともに、皆様が平穏な日々を過ごせますように。

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2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
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