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豊島区議会、羽田新ルート陳情2件却下の舞台

豊島区議会においては、下記の陳情2件が都市環境委員会(11月29日)において、不採択(≒却下)となった。

  • (4陳情第28号)
    都心低空飛行ルートに関する教室型説明会を国土交通省に要請する陳情
  • (4陳情第29号)
    羽田空港への新飛行ルートの中止を求め、豊島区議会から意見書提出を求める陳情

豊島区議会でどのような議論がなされたのか。

都市環境委員会(11月29日開催)の録画中継をもとにテキスト化(約2万2千文字)しておいた。

※以下かなりの長文。時間のない方は「質疑応答のポイント」と「採決一覧」「雑感」をお読みいただければと。

※敬称略


質疑応答のポイント

※理事者(説明者)は、森 環境保全課長


辻薫 議員(公明)

辻薫 議員(公明)
辻 薫議員(公明党、区議4期、成蹊大卒、66歳) 

辻:騒音、範囲内に収まっている?

ご説明ありがとうございました。今回は2件(陳情が)出されているということで、まず最初に、都心低空飛行ルートに関する教室型説明会を国土交通省に要請する陳情についてですけれども、要旨の中でちょっと先ほどご説明いただいたところと、少し確認したいところがあるんですけれども。


まず2行目、「閑静な住宅街であるこの地域の住民は騒音70dBを超える」というところですけども、先ほどの資料でいくと、騒音は騒音なんでしょうけども、70dBという値には達していない。また、実際に推計していた平均値ですよね。その範囲内に収まっているということの確認が出来たとこです。この点について改めて確認ですけど、どうでしょうか。

課長:推計平均値よりも、下回っている

森 環境保全課長
(森 環境保全課長)

資料の記載通りでございまして、当初の住民説明会でお示しした推計平均値よりも、いずれも下回っている状況でございます。

辻:騒音機の導入促進等、取り組みによることも影響?

その理由として、先ほどの2-2のところで、いろんな低騒音機の導入促進等によりっていうことでなってますけど、こういった取り組みによることも影響してるっていうふうなことでよろしいでしょうか。

課長:騒音測定結果から-2.0~-0.2dB

はい。こちらのほうに書いてある、降下角の見直しのところにつきまして、国のほうから報告がありまして、少し幅はございますが、騒音測定結果から-2.0から-0.2dBであった、というふうに報告がされています。

辻:落下物事案は発生してない?

はい、ありがとうございます。いずれにしてもそういう取り組みが、良い結果となってきてるということだと思います。

また、2月11日に成田空港着陸時、重さ60kgの翼の部品が落下していますということで、先ほどは落下物事案は発生してないっていうことで、新飛行経路になってから。この点については、どういうふうに理解してるんでしょうか。

課長:「部品欠落」の取り扱いになります

はい。陳情28号にあります成田空港着陸時に重さ60kgの翼の部分とありますのは、成田空港内で発見されておりますので、「部品欠落」の取り扱いになります。空気抵抗を減らすためのカバーということだそうです。


この事案を受けて国は、製造国であるアメリカ連邦航空局および機体メーカーであるボーイング社と連携いたしまして原因を究明しているところでありまして、判明次第その要因を踏まえて再発防止策を講じることとしています。


それまでの間、運航者である日本貨物航空に対して点検を強化するよう指示しているとのことです。「国土交通省といたしましては、安全・安心を確保するべき引き続き、点検強化を含む再発防止策の実施状況について随時立入検査をするなど、しっかりと指導監督していく」としてご報告を受けております。

辻:ニュース(レター)、全世帯(へ配布)?

落下と(部品)欠落というとこでは、ちょっと違うというような話だったと思いますけども、いずれにしても、引き続き安全対策、特定した今、実際に航空会社に対してやっているというところだと思います。


また、(文章の)下のほうになりますけども、固定化回避策というところで、先ほども説明がありました。今、検討してるというとこですけども。実は私ども、公明党もこの固定化回避策についてはしっかりやるよう、国会で岡本三成議員が国交大臣に対して言って、それで実際にやるようになってきたわけでございますけれども、さまざま今検討している中で、5回も今進んできているというところです。


1つは、「区民の皆様に一方的にニュースを配布するのではなく」ということなんですけども、取りあえずはニュース(レター)を配布してるっていうんですけども、どういう、豊島区内だったらどんな感じで今配布されてるんでしょうか。全世帯(へ配布)でしょうか。

課長:年に2回程度、全戸に配布

ニュースレターは不定期に発行しておりまして、2020年夏号、15号というものが出ておりますが、ポスティングチラシの方を実施しておりまして、これは年に2回程度、全戸に配布してございます。

辻:説明会は開催しないまでも、皆様のご意見を聞く機会は?

我が家にも入ってきてまして、今回の一番最初、羽田空港のこれから秋号ですかね、2022年、これも受け取ったところで、これを見ますと様々な今説明も書いてあったというところで、取りあえずは情報提供はされてるということで。


ただ、「一方的に」ということなんですけども、この点については教室型説明会ということなんですけれども、ただそういう説明会は開催しないまでも、皆様のご意見を聞く機会としてはどんなことをされてるんでしょうか 。

課長:コールセンター等、電話でのお問い合わせにも対応している

国のほうではコールセンター等、電話でのお問い合わせにも対応しているところでございますし、あと、ホームページのほうを充実させておりまして、騒音の測定もリアムリアルタイムで騒音状況が確認できるというような状況になっていますので、そういったものを併用して利用していただくということになってございます。

辻:区への問い合わせとかの内容は?

今、国土交通省の窓口っていうことだったんですけども、区については、今年は9月までに4件ということなんですけど、この内容についての問い合わせてっていうのはどうなんでしょうか。区への問い合わせとかの内容は、どういった内容だったのでしょうか。

課長:4件でしたが、「騒音がひどい」・・・

内容につきましては4件でしたが、「騒音がひどい」「落下物が心配だ」「飛行経路を見直してほしい」というような内容でございました。

辻:中止を求めるというような内容は?

中止を求めるというような内容はなかったんでしょうか。

課長:飛行経路を見直してほしいというようなご意見があった

ちょっと詳細は分からない部分ございますが、飛行経路を見直してほしいというようなご意見があったということは確認できております。

辻:教室型説明会を開催、区としても要望している?

やはりそうですね。こういうニュース(レター)が配布されて、それに対してご意見というところで区にも寄せられてるではないかなということで、特に今、固定化回避ということが一つの議題なってますから、そういう話になってくんだろうなっていうふうに私も察するところでございます。


そこで、記書きに入ってまいりますけども、まず一番目の「低空飛行ルートを実行している国土交通省に早急に教室型説明会を開催することを求めるということ」っていうことなってますけど、先ほどの資料の2ページに国への要望の中で、すでにこれは要望してると。また区としても要望しているというような内容になってますけど、この点改めて確認させていただきたいと思います。

課長:特別区長会による国の施策・予算要望活動を通じ、毎年要望

新経路の運用前と比較して問い合わせ件数は減少しておりますが、引き続き騒音・落下物対策の徹底や教室型説明会の実施と区民への丁寧な対応や情報提供を要望しております。


特別区長会による国の施策および予算に関する要望活動を通じても、国土交通省に羽田空港の機能強化に係る対応として騒音影響や落下物対策等の安全管理体制を強化するとともに住民に対する丁寧な説明および情報提供を行うようということで毎年要望しておるところでございます。

辻:共産党さんが同趣旨の質問、答弁の内容?

という意味で、1番目のことにつきましては、既に要望しているということの理解をしておきます。


また、2番目ですけれども、「教室型説明会の席上、固定化回避検討会で2本の飛行ルート同時飛行が対応できる新ルート変更の検討結果をいつまでに示せるかを明らかにすること」ということで、これについても第6回、資料の2ページのところ見ますと、来年度開催予定の第6回検討会で報告される予定ということで、ここで明らかにはされてるという理解をしておりますけど。


先日の一般質問でも、共産党さんが同趣旨の質問をして、理事者の方が答えていただいた。すでにそこでも、答弁の中で明らかにされたと思いますけど、可能であればその答弁の内容は改めて(ここで紹介)できますでしょうか。すいません、どんな内容だったか、うろ覚えなので。

課長:(固定化回避検討会)現時点では詳細に示すことができない

本年8月の第5回の検討会において、2つのうち1つの飛行方式において、様々な条件下で技術的に飛行可能であることが確認されるなど、段階を踏んで検討が進められているものと認識しております。


また、今後の検討課題につきましても、国が作成している全戸配布のポスティングチラシにおいて、来年夏から秋頃開催予定の第6回検討会で、もう1つの飛行方式が技術的に可能なのか、また、羽田空港の実際の運営に必要とされる並行する2本の滑走路の同時運用を見据えた安全評価、運用ルールの基準策定等の作業を実施し、報告を行う旨が示されております。

なお、新たな飛行方式に関する検討は安全性に関わるものであって、慎重を期する必要があることから、現時点ではまだ詳細に示すことができないという国の状況については、区としても理解しております、という答弁でございました。

辻:(教室型説明会を国交省に要請)否決すべき

内容はなかなか、まだまだ、もちろん来年なってみないと公表できないということですけど、ある程度、そういう意味では来年の第6回を目指して明らかにするということであるかと思っております。


したがいまして、この件名の陳情につきましては、また記書きの1、また2につきまして、既に実施済みであるという我が会派は認識をしておりまして、結論を申し上げますと、この陳情につきましては、否決すべきものというふうに捉えております。不採択というところですね。

辻:(新飛行ルートの中止を求め…)不採択に賛成

もう一つも一緒によろしいですか。
もう一つの陳情ですけれども、これは羽田空港への新飛行ルートの中止を求め、豊島区議会から意見書の提出を求める陳情ということで。ここに同じ吉田さんという名前の方ですけど、「歴史と伝統ある南長崎地域に長く住むために、現状の落下物の危険、騒音による被害や影響、低空飛行による排気ガスや振動、さらに資産価値の下落など、ルート直下の豊島区住民の安全・安心を守ってくれるものと豊島区議会に期待しています」ということで区議会への期待が寄せられているとこでございますけども。


ただ、やっぱり最後のところの新飛行ルート中止を求めるというところにつきましては、私ども、やはり賛成しかねるというところで、この陳情につきましても不採択に賛成ということでさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。

儀武さとる 議員(共産)

儀武さとる 議員(共産)
儀武さとる議員(共産党、 区議5期、沖縄県立知念高校卒、69歳)

儀武:(日経が報じたルート見直しについて)

まず、4陳情第28号についてちょっとお聞きします、私も。
先ほど住民が騒音70dBを超えていると、括弧でありますけども、確かに区の大型機・中型機・小型機っていうことで、実測値、あくまでも平均ですからね。推計平均値以内に収まっているということで。例えば、大型機でいいますと、令和2年3月から令和3年3月まで66.2dB。それから令和3年から4年にかけては62dB。これは平均ですので、これよりも高い時だってあるわけですよね。


それで私もやっぱり南長崎や長崎地域に住んでる方からお話を伺いました。本当に3時になると、もうゴーっていう音が聞こえるそうです。通過するのかなと思ったらまだ先のほうで、通過してさらにその後もゴーっという音が続いて。今度、終わったと思ったら次の飛行機がやっぱり同じような騒音でくるわけですよね。


収まっていても、ずっと3時間、こういう騒音が続けば本当に、この陳情書にありますけども、29号では、「本当にうるさくてテレビの音が聞きづらい」だとか、「いつ落下物が落ちてくるか分からないんで、ストレスを感じる」とか、「音がする度に上を見上げる。首が痛い」こういう声が紹介されてますけど、これ本当だと思うんです。


私はこの時間帯というのは、本当にそこに住んでる、直下に住んでる住民からすれば本当に重大な問題。推定平均値に収まってるから良いっていう問題じゃない。
こういうとこずっと続いてるわけですから。これはね本当に考えないといけない。これがずっと続けば、やっぱり健康に影響しますよ。ストレスを感じたり、そういう問題があるってことが1点と。


それから、この陳情にありますけども、成田空港着陸時、重さ60kgの翼の部品が落下してますっていう。確かにこういう表現になってますけど、欠落という。でも、欠落ってことはどっかでは落ちてるわけですよ。どっかで落ちてるわけですよ。場所は特定できませんけど。だからこういう問題なんです。成田空港で落下したっていう、なかなか特定は難しいかもしれませんけど、飛行してるどっかには落ちてるわけですよ。


ですから新飛行ルート、豊島区上空は1000mでしょ。それから豊島上空では1000mで、新宿の都庁上空では900m、恵比寿駅前上空ではスカイツリーよりも低い600m、品川区の大井町では東京タワーより低い約300m、超低空飛行で羽田に着陸するわけですよ。

2分おきにやることで、これは本当に、騒音、それから落下物、それに対する不安、これは本当に解決しなければならない、私は重大問題だと思ってます。


それでコロナ禍になって飛行そのものが、先ほど減ってるっていうこういうお話がありましたけど、減ってるんであれば元の海上ルート、海から入ってきて海から出ると、そういうルート。

新聞にそういうふうに書いてあるんですけど、これはどこでしたっけね、日本経済新聞ですか。全くそういう議論がないところにこういう新聞記事が出るとはちょっと考えられないんですけど。実際こういう議論ってのはあったんでしょうか。

課長:「新ルート騒音緩和へ国交省検討」という記事?

日本経済新聞に記載されておりました「新ルート騒音緩和へ国交省検討」という記事でよろしいでしょうか?

儀武:(日経記事の内容が)確認できなかったんで

ごめんなさいね。私、陳情文に即してちょっと確認してるんですけど。私もちょっと(日本)経済新聞、ちょっと確認できなかったんで、改めてちょっと確認してるんですけど。

課長:報道された事実はございます

日本経済新聞のほうから、「羽田発着、東京湾上空に新ルート 騒音緩和へ国交省検討」というようなニュースが報道された事実はございます。

儀武:(他会派の)皆さんの考え方しっかり私もお聞きしたい

ここにもありますけどね。もう検討、検討って言って、その検討結果をちゃんと示さないんですよね。私も8月25日、清水(みちこ)さんや小林(ひろみ)さんと一緒に国交省のヒアリングっていいますか、説明会聞きました。共産党の山添拓参議院議員と吉良佳子参議院議員が、やはりそういうことが可能であればちゃんとルート示せって、何度も何度も求めたんですけど、けっきょく国交省が示さなかったんですよ。


この陳情にもありますように、第6回で示すということなんですけど。私はここ2年間ですか、こういうふうに検討、検討と言って示さない。その間ずっと新ルートで飛行して着陸してるわけですよ。


事実上、固定化してるじゃないか。検討、検討、検討って言ってるんだけど、実際はもうずっと固定化してるじゃないかと。しかも、都心を低空飛行でやるっていう前提でどうも検討してるみたいで、1機なら可能だと、2機目はどうすれば可能になるかみたいな、こういう検討ですよ。


これは豊島区民がやっぱり、今の飛行ルートに対して不安とやっぱり心配、こういうこと思ってるわけですから、私はちゃんと区が答えるべきだと思うんですよね。


それで豊島区は、国内外の航空機による落下物事案等が発生した場合は、国土交通大臣等へ原因究明、再発防止策や情報公開の徹底を要請している。また、関係会議の場や特別区長会を通じて騒音や落下物対策、教室型説明会の実施等、区民への丁寧な対応を要望してると。


確かに要望はしているんですが、区民からやっぱり現状でこういう不安を持ってるから、せめて要望する教室型説明会を開催することを要望すると同時に、何ていうのかな、新ルート変更の検討結果、説明会の場でいつまでに示せるか明らかにしてくださいと、区長さん区長会でも要望してるんだけど、教室型説明会を開いてその場できちんといつまでに示せるか明らかにしてくださいということを言ってるわけですから、区長会でも要望してるから、本当に公明党さんも国交大臣出してるわけですから。


是非もう一緒になって、議会も区長会もやってるわけだから、議会も応援して、積極的にされたとして、議会としても応援すべき問題じゃないかなと。もう要望してるからいいんだっていうんじゃなくて、区民からこういう声が上がってるわけだから、是非議会としても応援すべきではないかなあと、こういうふうに思います。


それから、羽田空港への新飛行ルートの中止を求め豊島区議会から意見書提出を求める陳情。これも本当に、これまでも検討、検討で、きたんですけど。


インバウンド。何で区民が中止してほしいというものを2年前に強行して、なんていうか、コロナで飛ぶ回数が減ってるにもかかわらず、新ルート飛行を止めないでずっと継続してるかというと、やっぱしここに書いてありましたけど、国際競争力っていうふうに言ってますけど。しかし、もうインバウンド頼みで本当に大企業や富裕層を優遇するような観光政策ってのは、私たちはもう転換すべきだと。


本当に観光立国というんであればやっぱり、訪れてよし、住んでよしと、こういう政策に切り替える必要がある。先日も私たちは観光協会の皆さんと懇談したときに、やっぱり雑司が谷周辺、観光客、訪問客が増えて、やっぱり地域住民とトラブルが行われないようにしたいと会長さんがそうおっしゃってました。


今ちょっとコロナが少し落ち着いたので海外からの観光客が若干戻りつつあって、早速あちこちで漫画のアニメの聖地ですとか、京都オーバーツーリズムって色々トラブルが。本当にまだそんなに100%戻ってるわけではなくて、ほんのちょっと回復しただけでもそういうことが起こっていますし。


そういう点では本当にインバウンド頼みのそういう政策は、経済成長、経済政策に位置づけて成長戦略としてやってるわけで、やっぱり羽田新飛行ルートもう止めてくれっていうものを強行するってことは、なんていうのかな、本当に今の政策がいかに国民っていうか、都民に声を聞かない、ちょっと背を向けた政策だということが私は言えるんじゃないかなと思うんです。


本当に経済政策っていうふうに言うんであれば、やっぱり今、食料自給率、エネルギー、省エネ・再エネで、地域経済、自立型の経済を転換して、内部から経済政策をすることが今非常に大事だと思うんです。


ヨーロッパでは、なんというか、太陽光発電で、分散型で地域経済も起こしてるんですけど、それで、何ていうか、経済も元気になってるところも一杯ありますし。インバウンド、これに頼り切った政策では、私は都民の命・安全を守ることができない。区民から、もう何度もこういう陳情を出ておりますので、やはり私たち議会が応援することが今求められてると思うんです。各会派の態度が私は今本当に問われていると思うんです。是非皆さんの考え方しっかり私もお聞きしたいと思います。取りあえず。

星京子 議員(都ファ)

星京子 議員(都ファ)
星京子議員(都民ファースト、区議3期、元、としまテレビキャスター&リポーター、66歳)

星:飛行ルート中止、私どもの会派として、意に叶えられない

飛行ルートについては今までも何度か陳情を頂いており、その都度本当に皆さん自分の身になって色々と議論をしてきたかと思います。もちろん私どもも、皆さんのやっぱりその声をちゃんと聞いていこうということで、区民の皆さんが理解を得られるように対応していきたいということも、今までこの陳情については意見を述べてまいりました。


何を言ってもやっぱり住民の安全を脅かすような、やはりそういうことがないように声を上げていきましょうということで、不安視を払拭しながらしっかり議論してこの飛行ルートについてはこれまでも議論してきたつもりでございます。

もちろんの環境への配慮、それから安全性の担保、それから情報提供、そのことも含めて私どもこの飛行ルートについては、この陳情について議論してまいりました。


今回も頂いたこの飛行ルートに関してですが、先ほどこの要旨については先ほど辻委員のほうから一点一点確認をして頂きまして、現状が理解をできているところでもございます。


また、行政のほうからも先ほど今回のこの飛行ルートについて、これまでの経緯についてもご説明を頂いたところでございます。この要旨は先ほど確認をして頂きましたので、この記書の中でもこの低飛行ルートを実施しているこの教室型説明会、ここも私どももずっとこの教室型説明会を開催して頂きたいということは要望してきて、今回もご説明いただいたようにそれについては十分この検討会の中で、様々な今後の取り組みについても議論をしていただきました。


それから飛行ルートについてはいろいろ、検討会の中でもシュミレーション、様々な検証を実施したり、それから今後のことの取り組みとしてもご説明いただいたように、第6回検討会での報告を予定しているということも含めて、今私たちは1番の教室型説明会も十分に今ニュースレターでも分かるように、ずっと私どももこのニュースレター全部確認をしております。


毎回今このような方向でということで、きちんと私どもに情報提供していただいているということ、それから教室型の説明会にもだいぶ多くの方にご参加を頂きながら対応して頂きました。


そして、2番の固定化検討会ということで、いつまでに示せるかというのは、先ほどご答弁、私どもも議場ではっきりとご答弁の内容については今後詳細についてはまだ十分な検討がされていないということで、今後について報告をしていただけるということで、私は今までに出して頂いたこの陳情がいろんなご意見を踏まえて今の形になってきた成果だと思っているんです。


まだまだこれから社会的な情勢とか、もちろんどういうようなニーズが変わってかっていうのもこれからだとは思うんですが、今まで出された多くの陳情、これがいろんな成果を追って今これだけの検討会が開催され、そして教室型の説明会等も開催されて、そしていろんな報道、ニュースレターを含めて、私どもまでしっかりと情報を今理解できるような体制にしてきていただいていると思います。


もちろん陳情にあるように、まだまだこれから状況が色々と変わっていくかと思います。また、その都度、そこに応じてしっかりとやっぱり区としては何よりも、区民の不安を払拭して安全性を担保するというのが区の役割でもございますので、そこに応じてしっかりと国のほうへ声を上げて、そして要望していただいているというふうに私どもも認識しております。


いろいろ私ども会派としても区に要請して、そして国に要請して、都に要請してきたことが今現状として現実的に、今あるような方向性なのかなというふうに感じているところでもございます。

まだまだこれから色々と状況変わるかもしれないんですが、ただ現状としては今、今回の要望についても、もちろん記書きのことは十分に分かるんですが、ただやっぱり要旨の中でも基本的には都心飛行ルートそのものを中止してほしいというのが飛行ルート、住民の要望ではあります。ということのやはり要旨の中に記書に記入してございます。


基本的にやっぱり飛行ルート中止ということについては、私どもの会派としてもここにはやはり、意に叶えられないというようなこともございます。


まだまだ議論がして行かなければいけないというのは十分に分かっておりますが、結果的には今、区としても十分に国土交通省に対しても教室型説明会の要望、それからこの回避検討会での検討結果ということについてもしっかりとご答弁をいただいたところでもございますので、今回私どもも同じように、これまでに区民の皆さんの声を受けて、そして今までの陳情を踏まえて、この内容については既に実施されているというふうに私どもも考えているところでございます。

星:(教室型説明会を国交省に要請)不採択

ですので、この4陳情第28号については、私どもも同じように既に実施されているというふうに捉えておりますので、ここについては不採択とさせていただきたいと思います。

星:(新飛行ルートの中止を求め…)不採択

また、29号については、やはり飛行ルートについての中止を求めるという意見書でございますので、ここも以前から申し上げてるように、ここについて中止を求めるというところについては、私どももここは意に沿わないということで、不採択という形で4陳情29号についても不採択とさせていただきます。以上でございます。

古坊知生 議員(無所属の会)

古坊知生 議員(無所属の会)
古坊 知生議員(無所属の会、4期、青学卒、55歳)

古坊:固定化回避の検討会、常に専門的で難しい内容

国交省のマターですからね。区役所の皆様に細かく聞いてもなかなか難しいところもございます。若干質問したかったところも、質疑もありましたので、結論的に申し上げたいと思いますけども。


閑静な住宅街である地域の騒音、70dBを超えると書いてありますが、役所の資料では、実測値の平均ということで、令和2年度、3年度というふうなことで、数値が出ております。推計平均値よりも低かったと。これは低騒音機の導入と降下角の見直しによる飛行高度の引き上げ、そういった騒音軽減対策というものが功を奏しているのではないかというような、そういう意味に受け取られます。


ただ、新飛行ルートで飛んだ当初、やはり住民の皆様、その直下にお住いの住民の皆様の、やはりそのインパクトってのはものすごく大きかったですし、また、それとともに、たぶん心配されて、騒音の測定器なども、たぶん自前で購入されながら測られたというふうなこともあるのかなあ、というふうに推察はいたします。

そういった中で70dBを超えてるっていうふうな時もあったんでしょう。そういうふうなことと私は理解をしております。


それから、落下物で部品の欠落状況っていうのは、ところの資料もありますが、羽田空港を含む7空港における総数、内訳不明ということでありますけども、年度ごとに、部品欠落数としては千個を超える数が示されている。

そして、アベレージでも、単純に7つで割ったとしても、150ぐらいは年間、もっと多いかと思いますけども、羽田空港にそういう部品欠落数という言葉で示されてるような、非常に軽微なものであったとしても、そういう落下物、部品の欠落数、部品の欠落があったというふうなことは、これは事実でありますし、さらには今年の2月11日ですか、成田空港離着陸時に、重さ60kgの翼の部品が落下していると書いてございますけども、そういったこともニュースになっている。


ですから、現実的に騒音とそして落下物というふうなことで、やはり直下、飛行ルートの直下のお住まいの方々のご心配っていうものがやっぱり非常に大きいものがあるなぁというなことを実感をするわけでございます。


これまで色々と議会にも陳情等々が出され、それで議論してきた経緯も私も承知はしておりますけれども、いずれにいたしましても、この内容にもある通り、固定化回避の検討会、5回行われて、私もちょっとプリントアウトしてザっと読んでみましたけども、非常に専門的で難しい内容なんですが、ざっくりいうと新ルートの一応方法的なものは一応考えられると。


ただ、それをやるときには2つの滑走路で同時にできるのかどうかっていうふうなところもあり、安全性というものも慎重には慎重を期してというふうな中で、何かしら、こうやって陳情を出されている心配な方々、我々も同じ豊島区民として心配なんですけども、そういった方々にはちょっと光を照らすようなお話であることは間違いない。


だからこそ関心を持っているし、どういうふうになっていくのかなーって、非常に興味を持ってらっしゃるし、少しでも何か情報を知りたいなあというふうな思いの中で、このような陳情が出てきてることなんだと思います。


そういう住民の皆様のご意見というものを区としても受け止めていただいて、これまでも説明会の開催、そして教室型の説明会の開催というものも熱心に国交省に言っていただいて実現してきた経緯もございます。


そういった姿勢に大変感謝してるとこでございますし、そういった中でまた、状況が地域の中で変わってきてるわけです。ですので、こういった時期、どれぐらいが適切かってのあるかもしれませんけども、是非とも、交渉っていうか、要請してるというのはございますけども、やはり私ども議会もしっかりと後押しをして、区とともに議会も足並みを揃えて地域の皆様方の声を国交省に届けるそのために、この陳情を通していくことが必要ではないかなあと私どもは思っております。


確かに教室型説明会を行う時に、6回目の検討会が行われる前という中であれば、なかなか言いづらいこともあるかもしれない。しかし、結構これまで、お役所さんのやり方っていうか、そういう行い方を見てる中で、大体方向性は決まってからお知らせをすると。お知らせをして、それを聞いて「ああしてくれ、こうしてくれ」と言っても、「なかなか難しいんですよ」っていうふうになるのでは、やっぱり意味がないかなというふうに私は思ってまして。


国交省には出来る限り情報を出して頂いて、区民の皆様方の率直な心配の思いも聞いていただいて、そういったものを加味しながら最終的に決定していくという、そういうプロセスが本当の意味での民主主義かな、なんていうふうに思っておりますので。

古坊:(教室型説明会を国交省に要請)採択を希望したい

色々と考え方はあるかと思いますけども、私は引き続き教室型説明会の開催とこれまでの検討会の、固定化回避検討会での内容について、できる限り明示をしていただいて、区民の皆様方にご意見をお聞きするというそういう動きが出てくるように私どもも応援していきたい。また、議会として応援していくべきではないかというふうな思いで、4陳情第28号に関しては、採択を希望したいと思います。

古坊:(新飛行ルートの中止を求め…)「継続」

29号に関してですけども、こちらに関しましては、お気持ちは非常に分かるんですが、新飛行ルートの中止を求めるというふうなことになっておりますので、非常にお気持ちは分かるんですけども、今その新飛行ルートというものをしっかり検討すべく議論の途中であるというふうなことを考えますと、いきなり中止というふうなところはなかなか現実的ではないかなあというふうに思いまして、私どもはこの4陳情第29号に関しましては、「継続」をお願いしたいと思います。以上です。

川瀬さなえ 議員(立憲)

川瀬さなえ 議員(立憲)
川瀬さなえ議員(立憲としま(立憲民主党)、1期、元長妻昭私設秘書、明星大卒、50歳)

川瀬:固定化回避検討会、傍聴ができる?

やはり私もこの陳情を読ませていただいて、直下におられる区民の方々にとってはもう本当に頭の痛いというか、かなり日々の生活を脅かすような状況であるんだなというふうに感じております。


記書きの1番の教室型説明会を開催することを求めるということですけれども、これは資料にもあります通り、特別区の区長会のほうでも区民へ丁寧な対応を要望しているということです。ただ、それでもなかなか要望が叶わないということだと思うので、これはもう区長会で求めてることを反対してるわけではないので、さらにここで区議会として求めるということはあってもいいのかなというふうに思っています。


あと、2番の教室型説明会の席上、固定化回避検討会で、というところなんですが、固定化回避検討会、これまで行われてきた固定化回避検討会の内容ですよね。それは区民の方々への、こういう検討会がこういう内容で行われましたという報告については、この陳情のほうにあるのは「一方的にニュースを配布する」というふうになっていますが、これ以外にこの固定化回避検討会、例えば傍聴ができるとかそういったような方法ってのはあるんでしょうか。

課長:非公開となっております

先程ご説明の中で固定化回避検討会の開催についてなんですけれども、会議につきましては委員の技術的知見に基づいた忌憚のない意見交換を確保できるようということで、非公開となっております。

川瀬:(教室型説明会を国交省に要請)現実的ではない、「継続」

まず、私はやはり非公開なのはかなり色んな見識者だとか、そういった学識のある方々の専門的なお話をされる場なのかなというふうには思うので、傍聴は難しいんだろうなというふうには思いましたけれども。

この方法ですよね。区民の方々、これは問題だというふうに思われてる方々への説明として、こういう一方的なチラシのポスティング配布というだけではなかなか理解が得られるものではないのというふうには思っています。


ただ、この教室型説明会がなかなか開催されない状況で、教室型説明会の席上でこの検討会の検討結果をいつまでに示せるかを明らかにするというふうにご要望されていることがなかなか現実的ではないなというふうには感じているところです。


結果を申し上げます。この4陳情第28号に関しましては、お気持ちは本当に分かるし、1番、記書きの1番については是非求めたいというところなんですが、2番に関しては少し現実的ではないなあというところで、この陳情に関して継続でお願いいたします。

川瀬:もう中止を求める時期ではない、不採択

次、29号に関しましては、こちらはルートの中止を求めているということなので、もう中止を求める時期ではないような経過を辿ってきているので、この陳情に関しては不採択という形でお願いいたします。

磯一昭 副委員長(自民)

磯一昭 副委員長(自民)
磯 一昭 副委員長(自民党、3期、青学中退、65歳)

磯:陳情第28号、第29号共に不採択

私も、辻委員(公明)がかなり質問をして、それに対して理事者のほうも答弁をしていただいたんで、理解してるところでございますが、資料の6番についてちょっと意見なりお伺いをさせていただきますけども。


項番6の、区に寄せられた新飛行ルートに対する問い合わせ状況ということで、令和元年が57件、令和2年が19件、3年が8件、そして今年4年が4件と、年々問い合わせが減ってきてるっていうことは、やはり本当に国なりなんなりの施策なんですけれども。

豊島区においては環境保全課の皆さん、今まで令和元年から多くの職員の皆さんが本当に献身的に区民の皆さんに国の考えやなんかを問いただしたり、色々してくれた成果だと私は評価してるところがございます。


そんな中で今回出てきたこの陳情。私自身も辻委員(公明)が質問した通りで、また辻さんの会派の公明さんの判断っていうのも我々自民党としてもそのように思っていたところでございますので、これ以上多くを語ることはございませんが、なんせ中止を求めるっていう考えは我が自民党には持っておりませんので、中止を求める意見書を国に提出するということの陳情に関しましても不採択とさせていただきますので、陳情第28号、第29号共に不採択とさせていただきます。

儀武さとる 議員(共産)

儀武さとる 議員(共産)

儀武:(教室型説明会を国交省に要請)ささやかな要望、採択

陳情28号なんですが、これは教室型説明会開催することを求めてるのと、それから2本の飛行ルートを同時飛行が対応できる新ルート変更の検討結果、いつまでに示せるか、明らかにしてほしいと。説明会で教室型説明会の席上でやってほしいという要望です。


それで、区長会も要望してるっていう話なんですが、問題は議会としてどう対応するのかそこが問われているんであって、区長会は要望してるからいいんだ、もういいんだっていうんじゃなくて、やっぱり各会派、議会が、やっぱり直下の住民の要望、切実な問題。やっぱり議会としても応援すべき。

こういうことから4陳情28号について、私は本当にささやかな要望だと思いますので、ぜひこれは採択して、議会として応援していただきたい。

儀武:(新飛行ルートの中止を求め…)採択すべき

それから29号については、はっきりいって新飛行ルート、2年間、コロナでほとんど便数が減ってるわけです。そういう中でずっと強行してるんですよ。これを以前のルートに私は戻すべきだと。わざわざ都民、やっぱり区民に危険な目に合わせて、命と安全、あるいは環境、騒音、落下に対する不安、やっぱり議会として、そういう区民の声を積極的に受け止めて私はやるべきだと。


国際競争力の強化、それから経済、成長戦略に位置付けたインバウンド政策、これは明らかに失敗してます。オリンピックも海外から人を呼ぶことできませんでしたし、コロナからも外国から呼ぶことできませんでした。そういうことで、別に強行する必要全くないんですよ。


だから、従来の「海から入ってきて、海から出ていく」これを元に戻せばいいだけの話で、やっぱり今の国際競争力、午前中も審査しましたけど、IKEBUS(池袋駅周辺の4つの公園や賑わい施設を回遊するバス)、街の価値を高める中心地、駅周辺を開発して大企業が儲かって海外から人を呼び込むような街づくり・国づくり、そういうインバウンド政策やっぱり羽田新飛行ルートもそうですよ。


この2年間で明らかに失敗が明確になったと思うので、そういう点では私は元のルートに戻す。新飛行ルートは中止をすると。豊島区議会から意見書を求めてほしい、この区民の願い、私は採択すべきものと考えます。4陳情第29号、これは採択でお願いします。

採決

ふま ミチ委員長
夫馬 三知 委員長(公明党、2期、大手企業に21年間勤務、愛知県立愛知商業高校卒、61歳)

委員長:(教室型説明会を国交省に要請)挙手少数、「継続」否決

はい、ご意見が出揃いましたので採決を行います。採決は分けて行います。

まず、4陳情28号ですが、継続についてお諮りをいたします。4陳情第28号について、閉会中の継続審査とすべきものと決定することに賛成の方、挙手願います。

はい、ありがとうございます。挙手少数でございますので、継続は否決されました。それでは改めて扱いをお願いいたします。

川瀬:継続⇒採択という形でお願いします

はい、そうですね。継続がならないということなので、やはり記書き1番、教室型説明会というのは区長会だけではなく議会としてもやはり更に求めていくということで、区民の声を聞く議会という形が生きていくのではないかなというふうに思っています。


また、他の委員から話がありました、ささやかな要望というような言葉がありましたけれども、やはりここはお1人の意見で、陳情であった、たとえあったとしてもそれを議会として、どういうふうに形を示していくのかということはやはり重要であると思いますので、今回この飛行ルートの直下に住んでいる方々の区民の多くの方々からのご意見というふうに感じておりますので、採択という形でお願いします。

委員長:(教室型説明会を国交省に要請)可否同数、委員長不採択

はい、ありがとうございました。
はい、それでは採決を行います。4陳情第28号について、採択することに賛成の方、挙手願います。


はい、ありがとうございます。可否同数でございます。よって、豊島区議会委員会条例第14条第1項により、委員長の私が採決をいたします。委員長は4陳情第28号については不採択と採決いたします。よって、4陳情第28号は不採択とすべきものと決定をいたしました。

委員長:(新飛行ルートの中止を求め…)挙手少数、「継続」否決

続きまして、4陳情第29号について採決をいたします。
まず、継続とのご意見がありました。まず、継続についてお諮りをいたします。4陳情第29号について、閉会中の継続審査とすべきものと決定することに賛成の方、挙手願います。


はい、ありがとうございます。挙手少数でございます。継続は否決されました。それでは改めて扱いをお諮りいたします。

古坊:継続⇒採択でお願いしたい

はい。継続が否決されたということで、採択か不採択かという2択でございます。

そもそも私どもはこれまでの陳情をお受けした時に、新飛行ルートをいうことに疑義を呈してまいりました。もちろん国の政策として観光立国を目指し、たくさんのインバウンドの方々をお招きするためにというふうなそういう政策でありましたけれども、残念ながら新型コロナウィルス感染症というふうなことになりまして、パンデミックが世界的に流行する中で、飛行産業、航空会社、本当に大打撃を受けまして、結局のところそういう国の施策というものが現実的には非常に難しくなりましたし、そして、飛行ルートに関しましても、本当に必要なのかと言われるくらいの状況になってるのではないかと私どもは推察いたします。


そして、また何よりも、やはり命に重さの違いというのはありませんけれども、やはり都心のど真ん中、特に新宿などは新宿の駅の上空を超えるというふうな状況もあります。そんな中で新宿区議会でもそうですし、品川区議会でもそうですし、渋谷区の議会もそうですし、その時折に触れて意見書あるいは決議等々してこられた。やはり都民として非常に大きな問題意識を持って、各区議会においてもそのような行動をとっておられてるんだというふうに理解しております。


そういった意味では、やはり安全・安心性、そして、また本当の意味でこの飛行ルートというもの、新飛行ルートというもの意義というものは本当に今果たされているのかというふうなところにも疑義を感じておりますので、私はこの4陳情第29号の新飛行ルートの中止を求めるという含意は、これまでも色んな陳情でも申し上げた通りの、そういう根底的にそういう思いがあります。ですから、陳情に関しましては、私どもは採択でお願いしたいと思います。

委員長:(新飛行ルートの中止を求め…)挙手少数、不採択

はい、ありがとうございました。それでは再び採決を行いたいと思います。
4陳情第29号について、採択することに賛成の方、挙手願います。

(新飛行ルートの中止を求め・・・)挙手少数、不採択

はい、ありがとうございます。挙手少数と認めます。よって、4陳情第29号は不採択すべきものと決定をいたしました。お疲れさまでした。

採決一覧

都市環境委員会における採決結果を次表に示す。

羽田新ルート陳情2件、都市環境委員会における採決の内訳

 

本会議における採決結果を次表に示す。

陳情2件を採択しないことに賛成したのは公7・都ファ7・自6・立憲としま1、反対したのは共産4・無所属の会4・無所属元気の会1・立憲民主1。

※川瀬 さなえ議員(1期、立憲民主党としま)と佐久間一生議員(1期、立憲民主党)は立憲民主党員であるにも係わらず1人で構成された別会派。羽田新ルート陳情2件、本会議における採決の内訳
議案等の本会議採決結果(令和4年第4回定例会)|豊島区議会」を元に作成。

雑感

各議員の発言に係る雑感につき、以下登壇順に記す。

  • 辻薫 議員(公明)
    「公明党もこの固定化回避策についてはしっかりやるよう、国会で岡本三成議員が国交大臣に対して言って、それで実際にやるようになってきたわけでございますけれども」と、公明党のPRを忘れてない
    有権者は、固定化回避検討会は羽田新ルート推進派が支援者への釈明のために立ち上げられた、問題先送り検討会であることを忘れてはならない。
  • 儀武さとる 議員(共産)
    あまりにも冗長で、ところどころ話が飛躍している。話がロジカルでないなど、説得力に欠けている。原稿なしだと、ここまでボロボロになってしまうことに驚かされる。
  • 星京子 議員(都民ファーストの会・民主)
    だらだら述べているが「基本的にやっぱり飛行ルート中止ということについては、私どもの会派としてもここにはやはり、意に叶えられない」というのが都ファの基本スタンスであることを改めて認識させられた。
  • 古坊 知生 議員(無所属の会)
    「新飛行ルートというものをしっかり検討すべく議論の途中であるというふうなことを考えますと、いきなり中止というふうなところはなかなか現実的ではない」という、現状追認型判断。
  • 川瀬さなえ議員(立憲としま)
    もう中止を求める時期ではないような経過を辿ってきているので、この陳情に関しては不採択」と、立憲民主党の曖昧戦略を超える判断を示した。
  • 磯 一昭 副委員長(自民)
    「辻さんの会派の公明さんの判断っていうのも我々自民党としてもそのように思っていたところでございますので、これ以上多くを語ることはございませんが」と、羽田新ルートを推進している自公の一体感が明確に表れている

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2022年6月1日、このブログ開設から18周年を迎えました (^_^)/
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