2022年の参議院選挙の投票日は7月10日(日)。
少しでも選挙に興味を持ってもらえるよう、東京選挙区の情勢を可視化してみた。
※投稿22年6月25日(更新22年7月11日)
各紙が伝える選挙情勢※適宜更新
新聞各紙と「みらい選挙プロジェクト」を運営されている三春充希さん@miraisyakaiの情報を元に可視化した。
- 朝日(7月7日)
自民現職の朝日健太郎が安定感を増して他侯補を引き離している。公明現職の竹谷とし子、立憲現職の蓮肪、自民新顔の生稲晃子はやや優勢。ほかに共産現職の山添拓、れいわ前職の山本太郎、維新新顔の海老沢由紀、立憲新顔の松尾明弘の4人が混戦となっている。 - 産経(7月6日)
自民現職の朝日健太郎氏が序盤からのリードを保ち、共産現職の山添拓氏が2番手に浮上している。 - 東京(7月6日)
自民現職朝日健太郎氏が先行し、いずれも現職の公明竹谷とし子氏、立憲民主蓮舫氏、共産山添拓氏が堅調な戦いを進めている。自民新人生稲晃子氏が続く。 - 読売(7月5日)
朝日が安定感を増し、蓮舫、竹谷、生稲が続く展開。残る2議席を巡り、山添、海老沢、山本、松尾が激しいデッドヒートを繰り広げている。 - 時事通信(7月4日)
自民は2議席獲得が濃厚。残り4議席をめぐり立民、公明、共産の3現職が当選圏に入り、最後の6番目のいすをめぐる争奪戦が激しさを増している。 - 日経(7月4日)
生稲と山本、海老沢が横一線で争う。山添が激しく追う。松尾は伸び悩む。無党派層の3割ほど投票先を明らかにしておらず。 - 毎日(6月28日)
れいわ元職の山本太郎氏、共産現職の山添拓氏が競り合いながら続き、維新新人の海老沢由紀氏らが懸命に追い上げる。 - 朝日(6月25日)
残り1議席を巡り、共産現職の山添拓、維新新顔の海老沢由紀が激戦を繰り広げている。
開票結果
東京都選挙管理委員会が公開している参院得票数の内訳を可視化した。
選挙区
東京都選出では、朝日けんたろう氏(自民)が91.6万票でトップ当選。2位竹谷とし子氏(公明)、3位山添拓氏(共産)と続く(次図)。
当選順位の違いこそあれ、当選者6名の顔ぶれは各紙の終盤情勢通りの結果となった。
比例代表
東京都の比例代表では、自民が137万票でダントツ(次図)。
※棄権者数の公表が待たれる。
投票率の時刻別推移
当日の投票率は前回をわずかに上回った状況であったが、期日前投票分を加えると最終的には前回よりも4.78%高かった。
期日前投票率(推移)
東京都選挙管理委員会の「参議院議員選挙特設サイト」に期日前投票中間状況が掲載されている。
期日前投票率の推移を次図に示す。
期日2日前(7月9日公表)は、今回(14.44%)が前回(11.96%)を2.48%上回った。
東京選挙区6人の得票率(分布図)
6人の得票率の分布図を以下に示す。
竹谷とし子氏(公明)と生稲晃子氏(自民)は、地域による得票率の違いが目立つ。
※各分布図のスライスレベルが同じでないことに要留意。
比例代表政党別の得票率(分布図)
比例代表の得票率上位6政党の分布図を以下に示す。
各政党の地域的な偏りがあることが一目瞭然であろう。特に、自民と立憲は真逆な偏り。
※各分布図のスライスレベルが同じでないことに要留意。
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