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SUUMOとHOME’S、どちらの物件数が多いのか?【賃貸マンション編】

不動産情報サイトはいくつもあるが、物件の登録件数では、新築マンション、中古マンションともにSUUMOが「物件数No.1」であることは既に「マン点流!見える化(不動産情報サイト物件数No.1)」に記した。

LIFULL HOME’Sのホームページには、「物件数No.1の不動産・住宅情報サイト」と表示されているので(次図)、念のため賃貸マンションについても調べてみた。

LIFULL HOME’S物件数No.1の不動産・住宅情報サイト


もくじ

全国の賃貸マンション「物件数No.1」は…

調査結果は次図の通り、賃貸マンションについても、SUUMOが「物件数No.1」であった

全国の賃貸マンションの登録件数は、SUUMOの3,430,344件に対して、LIFULL HOME’Sは1,979,711件。SUUMOはLIFULL HOME’Sの1.7倍である(1月19日現在)。

全国賃貸マンション(物件数の内訳)

上図を若干補足すると――

LIFULL HOME’Sが他の3社と大きく違うのは、複数の不動産会社が取り扱っている物件は、まとめてひとつの物件として表示することでたくさんの物件の中から探しやすくする工夫をしていること

たとえば、2つの仲介業者が1つの住戸を扱っている場合、LIFULL HOME’Sでは1件と表示されるが、他の3社は2件と表示される仕様となっている。ようするに、LIFULL HOME’Sの表示件数は他の3社よりも少なめに表示されるということ。

(正確にいえば、Yahoo!不動産もLIFULL HOME’Sと同様の仕様である旨が明記されているが、実際に表示されている中身を見ると、必ずしもそのようにはなっていない)

 

4社の前提条件を揃えるために、LIFULL HOME’Sについても、複数の会社から掲載された件数をそのまま計上した場合の件数を「複数社ダブリ分」として、上図では破線で表示したのである。

都内の賃貸マンション件数、SUUMOはHOME’Sの2.2倍

上図からは、首都圏の都県別の内訳が分からない。

そこで、「複数社ダブリ分」を見込んだ首都圏の賃貸マンション件数につき、SUUMOとLIFULL HOME’Sを比較したのが次のグラフ。

首都圏賃貸マンション(物件数の内訳)


首都圏とはいうもののその大半は都内の物件。

都内の賃貸マンションは、SUUMOの614,420件に対して、LIFULL HOME’Sは285,738件。SUUMOはLIFULL HOME’Sの2.2倍である(1月19日現在)。

以上のように、賃貸マンションについても、SUUMOが「物件数No.1」であることが確認できた

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2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
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