不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

首都圏を中心に、マンション選びのためのお役立ち情報を提供しています


駅近くは平日も民泊OK!中野区の民泊条例の骨子案

中野区は11月22日に開催された区民委員会で、民泊条例の骨子案を提示。

住宅地では週末しか民泊の営業が認められないが、駅近くは平日でも民泊営業OKとされている。


もくじ

中野区も平日の民泊規制(日経記事)

条例案では、住宅地で月曜正午~金曜正午の営業を禁止するが、駅の近くは規制対象から除外。

中野区も平日の民泊規制、条例素案 駅近くはOK

東京都中野区は住宅の空き部屋に旅行客らを有料で泊める「民泊」について、法律に上乗せし区独自で規制する方針を固めた。区議会や地元住民に提示した条例の素案によると、住宅地で月曜正午~金曜正午の営業を禁止するが、鉄道の駅の近くは規制対象から除外する。(中略)
中野区内にはホテルや旅館が少ない事情もあり、人通りの多い駅の近くは例外として平日の営業も認める。(以下略)

(日経新聞 11月29日)

 

区民委員会(11月22日開催)の報告事項として配布された「「(仮)中野区住宅宿泊事業の適正な実施に関する条例」(素案)に盛り込むべき主な内容について 」(PDF:265KB)を確認してみよう。

民泊条例制定の目的は、住環境の悪化防止

民泊条例制定の目的は、新宿区や世田谷区の民泊条例の骨子案と同様、「住環境の悪化防止」とされている。

※杉並区の民泊条例の骨子案は、「住環境の悪化防止」のほかに、「観光事業の推進とにぎわいの創出を図ること」も掲げられている。

1 目的
生活環境の悪化を防止するため、住宅宿泊事業法(平成29年法律第65号。以下「事業法」という。)第18条に基づき区域を定めて住宅宿泊事業(以下「事業」という。)を実施する期間を制限するとともに、事業の実施に関して必要な事項を定め、事業の適正な運営を図るとともに、住環境の悪化を防止し、区民の安全及び安心を確保することを目的とする。

駅近くは平日でも民泊営業OK

住宅地では、祝日などを除く月曜日から木曜日まで民泊の営業を禁止するのは、新宿区や世田谷区、杉並区と同じ。他区との最大の違いは、住宅地であっても「鉄道の駅の出口から一定の範囲」は民泊可能とした点。

中野区内にはホテルや旅館が少ない事情もあり、駅の近くは人通りが多いので、例外として平日の民泊営業が認められたとされている(日経記事)。

3 事業の実施区域及び実施期間に係る特別の制限
事業法第18条に基づき、事業の実施区域及び実施期間を次のとおり制限する。ただし、鉄道の駅の出口から一定の範囲は、住居専用地域であってもこの制限の対象から除く
住居専用地域においては、月曜日の正午から金曜日の正午までの期間(国民の祝日の正午から翌日の正午までの期間は除く。)は事業の実施を不可とする。
(金・土・日・祝日は実施可。年間160日~170日)
(以下略)

駅近くは平日でも民泊営業がOKとなると、駅近チカのマンション・アパートに住んでいる住民は、退去を迫られることはないのか?

「鉄道の駅の出口から一定の範囲」の具体的な中身の公表が待たれる……。

あわせて読みたい

2022年6月1日、このブログ開設から18周年を迎えました (^_^)/
Copyright(C)マンション・チラシの定点観測. All rights reserved.