東京都は11月27日、「『都への提言、要望等の状況』月例報告(10月分)」を発表。
「知事の政治姿勢や政治活動等に関する意見」が大半
「都民の声総合窓口」での受付件数5,723件、うち「知事への声」が2,839件。
「知事への声」をクリックすると、「知事の政治姿勢や政治活動等に関する意見」が74%(=2,094件÷2,839件)であったことが分かる。
知事への声の概要
平成29年10月中に、都民の声総合窓口に知事への声が2,839件寄せられました。
概要は、知事の政治姿勢や政治活動等に関する意見が大半でした(2,094件)。
先月(9月分)の発表でも、「知事の政治姿勢や政治活動等に関する意見が大半」(1,541件)とされていた。
「希望」が「怒り」に!?
小池都知事の誕生以降の「都民の声総合窓口」の受付件数をひも解き、可視化したのが次のグラフ(次図)。
9月、10月と「知事への声」の占める割合が急増している。
小池都知事の誕生直後3千件ほどあった「知事への声」のうち、うち3割近くは「知事への応援・期待に関する意見」だったのとは様変わりしているのである。
現在は「希望」が「怒り」に変わりつつある段階か。
そのうち「受容」に移行する……キューブラー・ロスの「5段階モデル(死の受容モデル)」ってか。