今週発行されたSUUMO(スーモ)首都圏版1月31日号の表紙をめくって、ちょっとビックリ!
「自由見学チケット」なるものがついているのだ。
チケットには「必ず1000円分の商品券が自宅に届く!」と印刷されている(写真)。
ユニークな企画ではあるが・・・
こういう具体的な形(チケット)で示されると、「じゃあモデルルームに出かけてみようか」という気にさせられないか。
このチケットをモデルルームで提示してアンケートに答えると、必ず1000円分の商品券がもらえるのかといえば、そうではない。
あくまでも「住活プレゼント参加中のモデルルーム」に限られているのである。
「住活プレゼント参加中のモデルルーム」とは、どこなのか?
答えは37ページに列挙されている。15物件だ。
15物件の内訳は、区内6件、都下2件、神奈川2件、千葉4件、埼玉1件。
選択肢は多くない。
利用上の注意書きには威圧的な文言が並ぶ
チケットページの裏側を見ると、こまごまとした「住活応援プレゼントのご注意」が記されている(写真)。
注意書きは30項目を超えている。
「同一世帯1組様1回」とか「未成年、学生のみ」の見学不可などは、よくある制限だ。
ご応募が有効となるのは1物件につき、同一世帯1組様1回です。
未成年、学生のみでのご見学は、ご応募の対象とはなりませんのでご注意ください。
ただ、一文づつ読んでいくと、恐ろし気な文章が目に付く。
事務局でいたずらや不正手続きと判断したご応募は、いったん無効とし、事務局よりご本人確認をする場合があります。ご本人と確認できない場合はすべての応募を無効といたします。
一生SUUMOとお付き合いしてもらえないような記載も。
「判断した詳細な理由はお伝えできない」という一方的な措置がなんとも怖い。
また、悪質な不正応募に関しては、当社の判断により必要な措置をとらせていただき、当社が実施する懸賞・キャンペーンへのご応募を今後一切無効とする場合があります。また、判断した詳細な理由はお伝えできないこともございます。
「いかなる理由であっても」とか、「権利がなくなります」とか、「虚偽の申請」とか、なんとも威圧的な文言も並んでいる。
見学アンケートは、物件見学日の翌日から30日以内に回答してください。
物件見学日の翌日から31日目以降の回答は、いかなる理由であっても、締切をすぎたご応募となり、プレゼント受け取りの権利がなくなります。お早めにご応募ください。なお、見学日について虚偽の申請をした場合も同様です。見学したモデルルームに、確認をすることがございます。
「そんなに凄まれてまで1000円分相当の商品券なんていらんわい!」ってならないだろうか。