国土交通省が運営している土地総合情報ライブラリーに8月3日、「不動産市場動向マンスリーレポート2016年7月分」が公表された。
同レポートに掲載されている土地・住宅関連情報のなかから、首都圏と東京23区の新築・中古マンションの市場データを抽出し、新築と中古を並べる形で可視化してみた。
※新築マンションについては不動産経済研究所のデータが、中古マンションについては東日本不動産流通機構「マーケットウォッチ」のデータが出典。
新築・中古マンション市場動向(首都圏)
新築マンションの平均価格は、上下動を繰り返すも上昇トレンドにある。6月の平均価格は5,672万円(単価は82.3万円)(次図)。
中古マンションの成約平均価格は、ダラダラと上昇を続けている。6月の成約平均価格は3,016万円(単価は47.8万円)。
6月の新築マンションと中古マンションとの平均価格差は2,656万円(単価差は34.5万円)。
新築・中古マンション市場動向(東京23区)
新築マンションの平均価格は、上下動を繰り返すも上昇トレンドにある。6月の平均価格は7,092万円(単価は106.0万円)(次図)。
中古マンションの成約平均価格は、ダラダラと上昇を続けている。6月の成約平均価格は3,744万円(単価は64.2万円)。
6月の新築マンションと中古マンションとの平均価格差は3,348万円(単価差は41.8万円)。
23区の新築マンション(平均価格は7,092万円)は庶民には全くもって手が出ない。
中古マンション(成約平均価格は3,744万円)であれば、なんとかなりそうか。
でも今は買い時ではない、念のため(マン点流!不都合な真実を解説(今は買いどき?) – スムログ)。