不動産経済研究所は3月16日、「2月の首都圏マンション市場動向」を発表。
- 発売は13.9%減の2,237戸、契約率は72.9%と3カ月ぶりに7割突破。
- 戸当り価格5,773万円、m2単価83.5万円と9カ月連続の上昇。
発売戸数は前年度比で13.9%減少し、m2単価は9か月連続で上昇しているという。
実際のところはどうなのか?
同研究所が過去に発表した数値データも含め、首都圏の新築マンション市場動向のトレンドを可視化(グラフ化)してみた。
発売戸数・発売単価・販売在庫の推移(首都圏)
発売単価は、若干の上下動を繰り返すも、依然として上昇トレンドにある。
販売在庫は3か月連続で6千戸を突破。
発売戸数の推移(1都3県)
23区に着目すると、2月の供給戸数1,187戸は、前年同月比で17.9%の大幅減。
m2単価の推移(1都3県)
23区の発売単価は、ツインピークス(7月の119.9万円、11月の115.8万円)から、やや低下し始めたか――。
首都圏の発売単価が「83.5万円と9カ月連続の上昇」となったのは、23区以外の単価が上昇した影響が大きい。
特に都下の単価は68.9 万円(1月)から92.1万円(2月) に急上昇している。
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