不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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決定版!不動産質問サイトのまとめ

NTTレゾナント株式会社は2015年6月25日、今年で15周年を迎えるQ&Aコミュニティサイト「教えて!goo」において、ユーザーの質問に対して弁護士や医者などそのジャンルの“専門家”が回答を行う専門家回答サービスの提供を開始。

ユーザーが教えて!gooに質問すると、他のユーザーからの自身の知識や経験を元にした回答に加えて、そのジャンルの専門家からも回答がある場合があります

NTTレゾナント プレスリリース2015年6月25日

専門家からの回答は必ずしも、もらえないようだ。

※質問の投稿は無料だが、「教えて!goo」への会員登録(無料)が必要。

 

連携する専門家には「住まい」も含まれている。

連携する専門家は、法律やお金(税金)、病気、出産・育児、学問・教育、就職・転職、美容・ファッション、健康・ダイエット、住まい、旅行、料理・グルメなど、ユーザーのライフステージを網羅した幅広いジャンルの専門家サービスとの連携を行います。

(同)

 

「住まい」の専門家は株式会社オウチーノに「オウチーノ住まいソムリエ」として登録された7名。

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https://oshiete.goo.ne.jp/professional/

 

「この専門家の詳細情報」を見てみたが、「収納スタイリスト・整理収納アドバイザー1級認定講師」の1名を除き、なぜ専門家の看板を掲げているのか(掲げられるのか)よく分からない。

 

マンション選びなどで分からないことがあったら、ネットの掲示板に書き込んで、経験者の助言を得るだけでなく、その道のプロ(専門家)に教えが乞えるに越したことはない。

でも、その道のプロが「無料」で助言をすることなどあるのだろうか?

また、疑問解消のために質問サイトを利用するにしても、得られる回答は玉石混交だ。

質問者はそのあたりをシッカリ見極めたほうがよいだろう。

 

さて、マンション選びのためにどの質問サイトを利用すればいいのか?

 

忙しいあなたのために、主な質問サイトを6つ、質問数が多い順に紹介しよう。

※最後に、6つのサイトを横断的に検索できる窓を付けておいた。お見逃しなく。


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※( )内の件数は、約3か月間(4/1-6/27)に投稿された質問件数を示す(以下、同様)。

1位:Yahoo!知恵袋(不動産)(6,325件)

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他のサイトに比べて圧倒的に投稿件数が多い。

回答は玉石混交だが、活発に応答がなされているようなので、藁をもすがりたい人には外せないサイト。

「住宅」カテゴリーとしては、「不動産」「新築」など全部で10区分(下図)。

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2位:教えて!goo(住まい)(736件)

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Yahoo!知恵袋(不動産)と比べて、質問件数はひとケタ少ない。

今回の専門家との提携がどの程度実効性があるのか、今後の見極め要。

 

「住まい」カテゴリーとしては、「新築マンション」「中古住宅・マンション」など全部で8区分(下図)。

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3位:OKWave(住まい)(598件)

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活発に質問応答がなされているのは、3位のこのサイトまで。

上位3つのサイトに質問を投稿しておけば、何からの回答が得られるはずだ。

 

「住まい」カテゴリーが、「教えて!goo(住まい)」と全く同じなのは、「教えて!goo」が「OKWave」とのパートナー契約を解消して、独自のシステムを再構築したという経緯があるため。

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4位:マンションコミュニティ(マンションなんでも質問)(104件)

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日本最大のマンション専門掲示板「マンションコミュニティ」サイトに「マンションなんでも質問」コーナーがある。

匿名掲示版なので、気楽に質問できる。

本音の回答が得られればいいが、ボコボコにされたり、業者理寄りの回答だったりする可能性があるので注意が必要。


5位:マンションってどうよ?関東版(13件)

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3か月の間に投稿された質問がたったの13件。

もはやアクティブなサイトではない。

でも、これまでに蓄積された1万2千件あまりの質問に対して、自称とはいえ専門家のみが顔出しで回答しているので、信頼性の高いデータベースだ。

しかも4区分(物件全般、ローンと税金、契約と法律、その他)に部類されている。

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関西版もある。


6位:住まいサーフィン(おしえてプレーゴ)(2件)

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 3か月の間に投稿された質問がたったの2件。

もはや死んでいる。何とかならないものか・・・・・・。

 

不動産質問サイトの横断検索

上記6つのサイトを横断的に検索できる窓を作っておいたので、よろしかったらご活用を!

(本日、マンション広告なし)

2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
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