不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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駅徒歩時間は、「駅」と「最も近い当該団地内の地点」との距離

硝子メーカの工場跡地に建つ、5つの街区からなる「計画総戸数約1,500戸(予定)」の1棟。

【第1期 本広告】東京駅35分(隣駅で快速乗換)、駅徒歩3分。総戸数316戸、11階建。販売戸数250戸、3LDK(73.72m2)〜4LDK(100.24m2)。販売価格2,745万円〜5,653万円、最多価格帯3,200万円台(28戸)。平成25年7月上旬竣工(本チラシ掲載日の4カ月後)。

  • ※2012年1月14日(土)は「一街区・二街区」、2012年9月16日(日) は「三街区」、2013年1月12日(土)・1月26日(土) は五街区の物件。

新聞全紙大のチラシのオモテ面のキャッチコピー。

駅前徒歩1(開発地域入口まで約60m)。
首都圏最大級の○○(=物件名)。

駅前の大規模開発による5つの街区からなる、第5街区に建つ大規模マンションのチラシ。
「駅徒歩1分」なのは、開発地域入口までの距離に対して。
このマンションは、駅の出入り口から一番遠い第5街区に建つので、「駅徒歩1分」でない。
物件概要に目を凝らすと、「駅徒歩3分」であることが分かる。


では、この「駅徒歩3分」は、どこからどこまでの距離に対してなのか?
業界の自主ルール「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」第11条(9)には次のように記されている。

各種施設までの距離又は所要時間
(9)団地(一団の宅地又は建物をいう。以下同じ。)と駅その他の施設との間の距離又は所要時間は、それぞれの施設ごとにその施設から最も近い当該団地内の地点を起点又は着点として算出した数値を表示すること。
ただし、当該団地を数区に区分して取引するときは、各区分ごとに距離又は所要時間を算出すること。

「駅」と「最も近い当該団地内の地点」との距離に対して「駅徒歩3分」ということだ。
具体的には、こんな感じ。
駅徒歩時間は、「駅」と「最も近い当該団地内の地点」との距離


(プラウド船橋五街区)

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(本日、マンション広告1枚)

2020年6月1日、このブログ開設から16周年を迎えました (^_^)/
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