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この1年を振り返って、新たな“販促ワザ”のトレンドとして、下記の3つが掲げられる。
異業種とコラボしたチラシ
異業種をコラボレーションしたチラシを出すことで、相手のブランド力を活かして、その物件も素晴らしいと連想させる販促ワザ。相手のブランド力と物件の品質とは全く関係がないことに要留意だろう。
発売戸数の履歴を開示したチラシ
「期」にしても「次」にしても、数が増えるほど売れ行き不振のバロメーターとなるので、デベロッパーとしては知られたくない情報のひとつ。これまでに発売した住戸がすべて「申込登録即日完売」したことを喧伝したいがために、あえて期分けごとの発売戸数も開示した戦略は吉と出るのか?
ご契約者様の声やアンケート結果の良いとこ取りをしたチラシ
売り主にとって都合のいい部分だけが「ご契約者様の声」として切り取られてないだろうか。物件の良い点ならば、こちらが何も訊かなくても、営業担当者がいくらでも教えてくれる。
消費者が本当に知りたいのは、その物件の良くない点だ。
それでは良いお年を!