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消費者庁は8月21日、分譲マンションのパンフレットや新聞広告で、窓の周囲に行ったひび割れ防止施工について実態と異なる表示をしたなどとして、景品表示法違反(優良誤認)でマンション販売会社大手コスモスイニシアに対して、再発防止を求める措置命令を行った。
同日に発表された同社のお詫び記事を抜粋。
景品表示法に基づく措置命令に関するお詫びとお知らせ
(前略)
3.弊社における取り組みについて
弊社はこれまで、コンプライアンスの徹底に努めるとともに、法令や規約等を遵守した表示を行うよう社内の管理体制を強化してまいりましたが、今回の措置命令を厳粛に受け止め、パンフレットをはじめとする広告物の表示について、その事前確認を行う部署として8月1日付をもって新たに「審査課」を設置し、広告表示の適正化を推進するとともに、広告表示に関する社内教育を徹底してまいります。
(後略)
コスモスイニシア代表取締役宛てに消費者庁長官名の是正措置命令(消表対第341号)が出されたのが昨日(8月21日)。
なのに「審査課」が設置されたのは3週間も前(8月1日)。
本事案について、消費者庁と同社は3週間以上も前からやり取りしていたということなのか・・・・・・。
なお、同社のプレスリリースは、「審査課」がどのような陣容であるのか何も伝えてない。
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- 株式会社コスモスイニシアに対する景品表示法に基づく措置命令について(消費者庁)PDF 2.5MB
- 景品表示法に基づく措置命令に関するお詫びとお知らせ(コスモスイニシア)