大手食品加工メーカーの営業所跡地に建つ、小規模マンション。
【第1章 本広告】大手町駅直通9分、駅徒歩2分。総戸数32戸、9階建。販売戸数20戸、1LDK(36.10m2)〜3LDK(70.64m2)。販売価格2,660万円〜5,520万円。平成24年8月上旬竣工(本チラシ掲載日の10カ月後)。
- ※9月22日(木)の物件と同じ。
新聞半紙大のチラシ裏面に「エントランスホール完成予想図」が掲載されている。
- 洗練と温もりが調和する外観デザイン。ホテルライクな共用スペースを創出。
- 建物の外観は、アースカラーを主体とした温かみのあるタイルをベースにブラックタイルやガラス手摺りのシャープな印象をプラス。エントランスホールは、ゆとりの広さを確保するとともに、大理石などの多彩なマデリアルをあしらい、格調高いホテルライクな雰囲気を演出しました。
チラシの完成予想図を見ると、たしかに格調高いホテルライクな雰囲気が感じられる。
具体的には次図のような感じ。
でも、よく見ると中庭が見えるガラス窓の前に、白い線が走っていることに気づく。
柱の存在を示唆する線だ。
平面図を再現すると次のようになる。
赤い点線で囲った部分が、チラシの完成予想図で描かれた範囲。
中庭が見えるガラス窓の前には、しっかりと柱があるのだ。
この柱を白い線でごまかさず、実際に描くと次図のようになる。
玄関から入ってストレートに中庭が見通せないのだ。
「ゆとりの広さを確保する」と謳われたエントランスは、実際にはこのウザイ柱のせいで圧迫感も増している。
本日の格言。
「要注意、CGに残された白い線」
(本日、マンション4枚)