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不動産経済研究所が9月14日、8月の首都圏マンション市場動向を発表。
- ◎供給は微増の2,306戸、都区部35%増加もその他が大幅減少。
- ◎平均価格5,116万円、m2単価72.8万円でいずれも2ケタ上昇。
この見出しだけでは、よく分からないので、同研究所が毎月発表している数値データをもとに、首都圏新築マンション市場動向のトレンドを“見える化”してみた。
販売在庫、発売戸数・単価の推移(首都圏)
この2年間、発売単価を高めに維持しながら、過剰な在庫処分に成功し、低迷期を脱出しつつ、5月(67.2万円/m2)から7月(63.7万円/m2)に再び低迷し始めた単価であったのだが、8月に72.8万円/m2と大幅に上昇している。
発売戸数(都3県の内訳)
都3県発売戸数の内訳を見ると、23区が伸び悩む一方、3カ月連続の増加の勢いを見せていた神奈川県が大幅に減少。