【先着順】六本木駅直通13分、駅徒歩8分。総戸数233戸、15階建。販売戸数12戸、1LDK(40.59m2)〜3LDK(78.31m2)。販売価格2,760万円〜5,790万円、最多価格帯4,900万円台(3戸)。平成24年2月下旬竣工(本チラシ掲載日の11カ月後)。
- ※10年11月14日(日)・12月05日(日)、11年2月17日(木)の物件と同じ。
建物に囲まれた細長い敷地に建つ大規模マンション。
B3判の折込みチラシの裏面のキャッチコピー。
- 舞台は、銀座から1.5km圏。
- 都心の充実にやすらぎを刻む街、中央区○○へ。
湾岸エリアに建つこのマンション。津波の恐れはないのか?
中央防災会議(内閣府)が公表している過去の資料から、東京湾岸エリアを中心に、想定津波情報をまとめてみた。
首都直下地震による想定津波
平成16年11月17日に開催された「第12回 首都直下地震対策専門調査会」の配付資料2-2「地震ワーキンググループ報告書(図表集)」をひも解くと――図表集の頁90に「東京湾内津波最大級の地震」として、想定津波高のマップが表示されている
このマップを見る限り、「東京湾内津波最大級の地震」であっても、津波高は1mを超えないことが分かる。
さらに頁92の「津波高分布の比較(東京湾内)」の「東京湾内津波最大級の地震」のグラフを見ると――
想定津波高が最大となっている千葉市中央区であっても、50cm程度であることが読み取れる。
さらに都内を拡大して見ると、想定津波高さは50cmに満たないことが分かる。
東海・東南海・南海の3地震同時発生による想定津波
では、「東海」「東南海」「南海」の3地震が同時発生する場合の想定津波はどうなのか?この点については、平成15年12月16日に開催された中央防災会議の「第16回 東南海・南海地震に関する専門調査会」の配布資料「図表集3」の頁62の「図(1).東南海・南海地震の海岸の津波の高さグラフ(満潮位)」で確認することができる。
東京湾岸エリアだけを拡大すると次図のようになる。
東京湾岸エリアは1〜2m(水色)の範囲に留まっていることが分かる。
ちなみに、東京都の防災ホームには、大震災時の津波浸水予測としては、伊豆諸島と小笠原諸島の情報しか開示されていない。
上述の中央防災会議(内閣府)の結果から、東京湾岸エリアの想定津波高はせいぜい1〜2mとされているが、東京都として、分かりやすく丁寧な情報開示が求められるところだろう。
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