不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

首都圏を中心に、マンション選びのためのお役立ち情報を提供しています


CG処理された航空写真に惑わされてはいけない


本日、マンション広告3枚。

【予告広告】東京駅直通4分、駅徒歩6分。総戸数65戸、15階建。販売戸数/未定、2LDK(58.47m2)〜4LDK(83.97m2)。販売価格/未定。平成24年2月下旬竣工(本チラシ掲載日の1年4カ月後)。

高校のグランドに面して建つ、東南向けの中規模マンション。


新聞半紙大のチラシのオモテ面に掲載された航空写真。
青みがかった色調が、とてもクールで都会的な印象を与えている。


でも、肝心のこの物件はといえば、敷地の形状が濃いブルーの長方形(平面)で描かれているだけなので、姿かたちが不明。
しかも、白い光の帯が、敷地のすぐ上を十字に走っているので、周辺の様子がよく分からない。
グーグルマップで調べると、11階建の都営住宅(築42年、総戸数131戸)が建っていることが確認できる。


背後の老朽化した11階建の都営住宅を隠し、湾岸エリアの超高層マンション群を借景に、本物件のカッコウ良さを演出する売主。
CG処理された航空写真に惑わされてはいけない。
実際のところはどうなのか?
自分の目で確かめることが大切だろう。

1日1回、応援のクリックをお願いします。

↓ ↓ ↓

blogram投票ボタン

2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
Copyright(C)マンション・チラシの定点観測. All rights reserved.