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不動産経済研究所が9月14日、8月の首都圏マンション市場動向を発表。
- 供給は18.5%増の2,268戸。7カ月連続で前年実績上回る。
- 契約率は74.8%。都区部のみグロス・m2単価ともに上昇。
見出しには、毎度のことながら、「増」「上回る」「上昇」といった景気のいい単語が並ぶ。
客観的にはどうなのか?
過去のデータと合わせてグラフ化してみるとよく分かる。
発売戸数、06年度や07年度の水準にはまだまだ及ばない
「18.5%増」や「7カ月連続で前年実績上回る」というのは、あくまでもマンション業界が絶不調だった昨年度との比較。
09年度や08年度と比べるとやや改善しているものの、06年度や07年度の水準にはまだまだ及ばない。
在庫は順調に漸減し、発売単価は高止まり
発売戸数には相変わらず勢いが見られないものの、在庫は順調に漸減し、発売単価の高止まりという、一部のデベロッパーにとっては嬉しい状況が続いているようだ。
ときどき つぶやいています。
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