不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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“過剰サービス“で生き残りをかける大手のマンション管理業者

9月14日夜10時、テレビ東京の「ガイアの夜明け」のタイトルは「住まいの価値、守れてますか?」


番組の冒頭で出てきたのは、“即日完売”の例として何度もマスコミで取り上げられてきたプラウドシティ池袋本町(総戸数785戸)。
マンションの管理費や修繕積立金をメインテーマとしている番組のイントロに持ってくるには、少々無理があると思う。
マンション市況の底上げに向けた世論工作か?


マンションの管理費が競争原理の導入によって下げられている事例

それはさておき、番組では、マンションの管理費が競争原理の導入によって下げられている事例が紹介されていた。
管理費が500万円の総戸数30戸のマンション。
8社に競争入札させたところ、5割ほど安くなったという。
原始契約の管理費が高いのもさることながら、マンション管理業界の競争の激しさを物語っているともいえる。


生き残りをかける大手のマンション管理業者

また、番組では、マンション管理業の最大手のD社が、現在の管理業務契約を維持するために、さまざまなサービスを模索している様子も紹介されていた。


新サービスのひとつは、不用品の出張買い取りサービス。
リサイクルショップのトレジャーファクトリー社と提携し、カバンや衣服、貴金属など、マンションまで出張して買い取ってくれるサービス。出張代は特に加算されないとのこと。


二つ目の新サービスは、久我山病院と提携した医療サービス。
ただ、内容的には電話相談程度(?)で、緊急時の優先的に受け入れてくれるわけではないとのことで、住民の賛同が得られず、総戸数98戸のマンションへの導入は不発に終わっている。


3つ目の新サービスは、防犯システムとセットの介護サービス。
介護スタッフの電話相談など、安心できる半面、防犯システムの導入のための追加費用を伴うのがイマイチ。


D社の生き残りをかけた(売上高の確保を目指した)、これらの付加価値サービスは、消費者サイドからみれば、ある意味“過剰サービス“と言えなくもない。
「そのぶん、管理費を下げろよ」と突っ込みを入れたくなる人もいるのでは・・・・・・。

2025年6月1日、このブログ開設から21周年を迎えました (^_^)/
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