【第1期予告広告】大手町駅直通14分、駅徒歩10分。総戸数33戸(管理人室1戸を含む)、12階建。販売戸数/未定、2LDK(55.23m2)〜5LDK(115.47m2)。販売価格/未定。平成22年12月中旬竣工(本チラシ掲載日の4カ月後)。
カー・ディーラー跡地に建つ、幹線道路沿いの小規模マンション。
新聞半紙大のチラシ裏面の「物件概要」に目を凝らすと、「建蔽率/89.99%」「容積率/399.99%」と記されていることに気が付く。
敷地を目一杯活用した、ワンフロア3戸からなる12階建ての“ペンシル型マンション”なのだ。
中住戸の間取り図を見ると、エレベーターがシッカリと食い込んでいることが分かる。
エレベーターの振動・騒音が気になるところ。
また、「2LDK(55.23m2)〜5LDK(115.47m2)」といったように、総戸数がたったの32戸(管理人室1戸を除く)なのに、間取りに差があり過ぎ。
これでは、コミュニティの形成も何も、あったものではないだろう。
さらに「物件概要」を眺めていて、気になる日付が。
- 建築確認番号****(平成21年11月19日)
- 竣工予定/平成22年12月中旬
建築確認が下りてからでないと着工できないから、この物件の着工日は、平成21年11月19日以降。
竣工予定が「平成22年12月中旬」となっているので、このマンションの工期は最長でも1年1カ月。
いくら小規模な“ペンシル型マンション”とはいえ、工期1年1カ月は、突貫過ぎやしないか。
売主は、たまにテレビCMで見かける、カタカナ仏語の社名を持つデベロッパー。
7年前に設立された会社(資本金7千万円)の40歳社長のチャレンジ精神は大したものだと思うが、“一生の買い物”を託すだけのチャレンジ精神を筆者は持ち合わせていない。
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例えば、マンション棟内のどのポジションの住戸がいいのか?
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