不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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販売単価の高止まり状態継続中

平均販売単価の推移(地域別)


本日日曜日は、マンション広告なし。

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不動産経済研究所が11月13日に「10月度 首都圏のマンション市場動向」を発表。
発表資料の大見出しは次のようになっている。

  • 供給26%減の4,240戸、契約率は埼玉の不調あるも60%台を確保。
  • 平均価格4,848万円、m2単価67.2万円、いずれも前年実績上回る。

先月の発表資料の「契約率はかろうじて60%台」に続き、今回の「60%台を確保」という表現からは、業界の悲痛な叫びが感じられる。
同発表を受けて、全国紙のオンラインニュースの見出しは次のとおりだ。

  • asahi.com
    • 首都圏マンション供給、4万5,000戸割れへ 不動産経済研
  • YOMIURI ONLINE
    • マンション発売戸数、14か月連続の前年割れ…首都圏
  • 毎日jp
    • 首都圏マンション:新築発売戸数、26%減−−先月
  • 日経ネット
    • 10月の首都圏マンション発売26%減 08年、15年ぶり低水準

このうち、販売価格情報に触れているのは、asahi.com毎日jpだけ。

  • asahi.com
    • なお、首都圏全体の平均価格は4,848万円(前年同月比3.3%上昇)、1平米当たり単価は67.2万円(同9.4%上昇)。契約率は63.0%(同0.5ポイント上昇)だった。
  • 毎日jp
    • 1戸当たりの平均価格は同3.3%高の4,848万円と高値が続いている。契約率は0.5ポイント上昇の63.0%だったが、好・不調の境目とされる70%台は下回ったままだ。

情報不足で物足りなさを感じたので、不動産経済研究所が公表した過去のデータに遡って、首都圏の地域別のm2当たり単価を調べてみた。
都下で上昇傾向がみられるほか、23区内・神奈川・埼玉・千葉、いずれも高止まり状態が続いていることが分かる(右上グラフ参照)。


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2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
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