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不動産会社の破綻が続いている。
週刊東洋経済(10月4日号)に掲載されていた「不動産 上場153社ランキング」データの中から「分譲マンション」50社を抽出し、「有利子負債対総資産比率(%)」と「棚卸資産回転期間(月)」をグラフ化してみた。
有利子負債対総資産比率は、有利子負債の大きさを見る指標で、50%以下が望ましいとされている。
また、棚卸資産回転期間は、棚卸資産が売上の何カ月分あるかを見る指標で、数字が大きいほど在庫が滞っている可能性がある。
右上の図(拡大図はこちら)では、有利子負債対総資産比率50%超・棚卸資産回転期間12カ月以上の分譲マンション会社を赤印で示た。
上場している「分譲マンション」50社のうち、約半数(22社)が赤印だ。
具体的な、数値は以下参照のこと。
- 会社名<有利子負債対総資産比率(%)><棚卸資産回転期間(月)>
- エルクリエイト<93.3 ><17.8 >
- ランドコム<71.6 ><17.3 >
- 明豊エンタープライズ<76.0 ><15.1 >
- セイクレスト<89.6 ><17.0 >
- ダイナシティ<59.2 ><20.2 >
- プロパスト<73.3 ><17.5 >
- ライフステージ<83.2 ><13.9 >
- アーバンライフ<70.8 ><17.7 >
- ラ・アトレ<78.5 ><13.2 >
- 日本綜合地所<71.0 ><14.8 >
- 有楽土地<61.8 ><17.4 >
- モリモト<65.1 ><19.8 >
- シーズクリエイト<57.6 ><10.1 >
- コスモスイニシア<61.6 ><13.8 >
- ランド<60.5 ><14.4 >
- ノエル<69.7 ><8.8 >
- 総和地所<63.0 ><8.4 >
- フージャースコーポレーション<49.3 ><15.3 >
- エムジーホーム<56.7 ><15.7 >
- アゼル<68.2 ><7.9 >
- ジョイント・コーポレーション<63.4 ><15.0 >
- セントラル総合開発<70.6 ><11.6 >
- 大和システム<50.5 ><11.7 >
- グローベルス<52.1 ><18.7 >
- サンウッド<69.8 ><17.7 >
- 藤和不動産<65.6 ><12.3 >
- 明和地所<55.6 ><16.9 >
- タカラレーベン<63.5 ><10.4 >
- 東京建物<51.7 ><8.8 >
- ダイア建設<46.0 ><8.7 >