幹線道路沿いに建つ中規模マンション。
【第1期本広告】新橋駅直通23分、駅徒歩12分。総戸数75戸(管理室含む)、8階建。販売戸数21戸、2LDK+S(73.79m2)〜3LDK(84.19m2)。販売価格3,450万円〜5,180万円、最多価格帯3,900万円台。平成20年1月下旬竣工(本チラシ掲載日の6カ月後)。
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- お買い替えは手続きや流れが面倒、残債の決済もすぐ済ませて安心したい、とお考えのお客様におすすめです。安心の高価買い取りです。
「安心」かどうかはともかく、何をもって「高価」で買い取ってくれると言えるのか?
一般的な買い取り専門業者に比べて、買い替え優先、買い取りに係る利益を求めていないという説明図が掲載されている。
リフォーム費用も、「一つ一つの個別発注ではなく、新築マンションと一緒に仕入れができるので、大きくコストダウンができます」という。
再販価格に対するコストが抑えられるから、一般的な買い取り専門業者に比べて、高価買い取りが可能であるという、デベロッパーの一方的な主張に裏付けはあるのか。
業界の自主ルール「不動産の表示に関する公正競争規約」第22条(不当な比較広告)では、「実証されていない、又は実証することができない事項を掲げて比較する表示」を禁じている。
さて、本日の広告が謳う、一般的な買い取り専門業者に比べて高価買い取り可能という表示内容は、実証されているのか。
(本日、マンション2枚)