湾岸エリアに建つ、駅から遠い大規模マンション。
【第2期3次予告広告】東京駅直通29分、駅徒歩20分。総戸数896戸、14階建。販売戸数未定、3LDK（72.68m2）〜4LDK（96.18m2）。予定販売価格2,500万円台〜5,200万円台、予定最多価格帯2,900万円台。平成20年1月下旬竣工（本チラシ掲載日の6カ月後）。
- 8月27日（日）、9月10日(日)、4月30日(月)の物件と同じ。
A3サイズほどの見開き8ページのマンション・チラシ。
5ページ目までは、パフィー（PUFFY）が宣伝する総戸数896戸の大規模マンションの広告。
6ページ目以降は、外資系の倉庫型卸売店の広告となっている。
そう、本日のマンション・チラシは、8年前にUSAから進出した会員制倉庫型卸売店とのコラボレーション・チラシなのだ。
- モデルルームにこのチラシをご持参の上、アンケートにお答えいただいた方に抽選で 「〇〇（＝店舗名）」2,000円分の商品券ほか グッズをプレゼント！ 空クジなし！
と、表紙に書かれている。
倉庫型卸売店のページには、次のような記載も。
- たくさんお買い物をしても安心！
- △△（＝物件名）は 1階にショッピングカートを設置。
同店舗は、本物件から道路距離で2.7km。
マンションの1階に置いてあるショッピングカートを使って、マイカーから降ろした荷物を住戸に運べるので便利という意味だろうか？
カラになったショッピングカートを1階カート置き場に戻すわずらわしさはないのか。
かつてダイエーに隣接していることを売りに、ショッピングカートをマンションまで持ち込めるサービスを喧伝していたマンションがあった。
ところがその後、ダイエー店舗の閉鎖によって、ショッピングカート持ち込みサービスが利用できなくなってしまった。
隣接マンションの住民は、お詫びの買い物券でお茶を濁されたという。
マンションの周辺環境は、二、三十年でいくらでも変わる。
だから、デベロッパーが謳う周辺環境に依存したサービスについては、マンション選びでは参考程度にとどめましょう。
（本日、マンション8枚）
