不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

首都圏を中心に、マンション選びのためのお役立ち情報を提供しています


間取り図は上が北になるように描くべし

金曜日、マンション・チラシ13枚。

東京駅直通15分、駅徒歩1分。総戸数73戸、14階建、専有面積45〜53m2。平成17年1月末竣工(7ヶ月後)。

毎週金曜日は、マンション・チラシの数が多い。どの物件にコメントすべきか迷う。本日は、新聞半紙サイズを三つ折にした変形のチラシが目に付いたので取り上げる。

超都心であること、1LDK、2LDKが中心であることから単身者を購入対象層としているものと思われる。全体配置は不明だが、外観完成予想図からすると、全住戸が南に面しているわけではない。単身者が主な購入層だとすれば、通勤時間が最優先、日照条件が悪くても許容されるのかもしれない。

いつも気になるのは、たとえ居間が北側(玄関が南側)に面していても、平面図では居間が下(玄関が上)に描かれていることだ。地図であれば、上が北側というのが世界標準だ(オーストラリアでは違うかもしれないが)。
事務所建築や商業建築であれば、通常、平面図は上が北になるように描かれている。マンションであっても、消費者に誤解を与えないよう、間取り図は北が上になるように描くべきだ。

2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
Copyright(C)マンション・チラシの定点観測. All rights reserved.