不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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チラシのモデルは白人ばかり


木曜日、大規模マンションのチラシ1枚。

  • 6月3日(木)、6月12日(土)の物件に同じ。

有明テニスの森公園近く、総戸数413戸、27階建、平成18年2月中旬竣工(約1年8ヶ月後)。

あえて新聞の折り込みチラシが少ない曜日にチラシを入れている、変則物件だ。今月3度目。
掲載されている間取り図は毎回同じだが、複数ある写真の大半は毎回異なっている。

それにしても、写真に写っているモデルが白人ばかりというのは、いかがなものか。日本人のおばちゃんの写っているマンション・チラシというのはあまり見かけたことがない。
消費者に生活感の無い写真を提供するデベロッパーのイメージアップ作戦に惑わされてはいけない。
ソファでくつろいでいる30歳くらいの白人男女は、窓サッシの大きさや床フローリングの目地幅から推定するに、ひょっとすると小柄なモデルなのかもしれない。彼らは、小顔である上に足が長い。足が長いというよりも胴が短い。つまり小顔で胴の短い小柄な白人男女がソファに座ることによって、天井が相対的に高く感じられる。
通常、消費者はこのようなカラクリに気がつかないだろうから、デベロッパーは、室内の広さを演出することに成功していると言える。

2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
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